【報告】花祭り(メリシャカ)

【報告】花祭り(メリシャカ)
今年は、桜が満開の中での2日間でした。例年風に悩ませられますが今年は7日は穏やかで、8日の昼前から雨が降り出しました。
毎年ですが、お檀家様からお花をお持ちいただき、感謝しています。誕生仏の花御堂(はなみどう)が引き立ちます。
コロナ下から、お飲みされます甘茶は、ご希望の方にお出ししています。
私(住職)は、爽やかで少し甘みがある味を美味しく感じますが、少し漢方薬っぽい味と感じられる方もいらっしゃいます。
隣寺は、今年は6日7日8日と開催されていました。
世間ではキリストの誕生日は認知されていますが、お釈迦さんの誕生日は、まだまだなように感じています。全国の若い僧侶たちがいろんな活動をしていますので、妙華寺でもお釈迦さんの誕生日に注目していただくよう活動を続けていきたいと思っています。

【案内】メリシャカ(花祭り)は、7日・8日です

【案内】7日・8日

おシャカさまの誕生をみんなでお祝いしよう!
4月8日はおシャカさまの誕生日。
『メリシャカ』

妙華寺では4月8日のお釈迦様の誕生日をお祝いし、「いのちを尊重する日」として、花祭りを行っています。お堂の屋根に花を飾るのは、お釈迦様の生まれられたルンビニーという美しい果樹庭園を現し、甘茶をかけるのは、お釈迦様誕生の時、天から2匹の龍が降り、甘露(かんろ)の雨をふらせ、お釈迦様に産湯をつかわせ洗い浄めたという言い伝えによるもので、産湯でありながら頭からかけるのは、2匹の龍がかわるがわる熱からず、ぬるからず甘露を天からふらしたことによるもので、龍をひしゃくにたとえたものであります。

どうぞ有縁の皆様方も、1人1人のいのちを尊重し、全人類の光となり、救いとなって、無上の歓びが与えられるよう、柄杓で甘茶を「誕生佛」の頭上にそそがれ、お釈迦様の誕生を心よりお祝い致しましょう。

◆お花がありましたらお持ち下さい。
花御堂にお供えいたします。
※隣の玉せん寺様でも花祭りを行っています。

写真は昨年(2023)のもの

4月のお茶

4月は、桜や花祭りのテーマや新年度ですので旅立ちや出会いのテーマの茶会をよく聞きます。
そして、暖かい日も続き、半年続いた、炉の最後の月です。五徳がない炉で、暖かさを感じさせない工夫として、透木釜が使われます。また、炉の名残りの月です。
炉の時期の花は、椿が主になります。11月から4月までの間に咲く椿を数種類用意するのは大変です。年によって花が咲く時期も微妙に違い、開炉の頃や名残の頃の椿には苦労します。

お寺では、花祭りの行事があります。誕生仏に甘茶を濯ぎお祝いをします。
待合に誕生仏を荘るのも喜ばれます。

※透木は、風炉でも使われます。

お寺の4月

お寺の4月
4月8日はお釈迦様の誕生日で「花祭り」「メリー釈迦」などと称して誕生仏に甘茶をおかけしてお祝いします。最近は、桜の開花が早まり、散り始めの時もありますが、今年はその頃が満開のような気もします。妙華寺では、隣寺と協賛して7日8日に本堂の前に誕生仏をお出ししています。スタンプラリーとして隣寺の花祭りも参加されました方に記念品を差し上げています。 ※今年は隣寺は6日7日に開催されるそうです。
月末の29日は春の千部会の行事があります。以前は、28日に戦没者の碑前でお勤めもしていましたが、戦後50年でお勤めを終えました。今は、毎月16日に他の碑前のお勤めと一緒に戦没者の碑前でもお勤めをさせていただいています。

宗教法人の新年度ですので、昨年度の会計決算などを総代会や世話方会で報告しますので、なんとなく忙しく日々が過ぎていきます。

【案内】4月の日曜学校は7日です

【案内】4月の日曜学校は、7日朝7時30分からです
新しい年度に入ります。今年は桜の開花が昨年より遅く、3月末でした7日頃は満開の時期のような。花祭りの頃でもあり楽しみです。
ご家庭での平素の夕時のお勤め(嘆仏偈・文類偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
新しい年度始まりから、日曜学校にご参加しませんか。

また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)