四季の花(10月)

四季の花
3ヶ月ほどお寺の花のことを取り上げていませんでした。梅雨明けが6月の下旬でその後も雨が多いように感じて7月・8月が過ぎ、9月は台風の影響が多いと感じていましたが、この数日秋を感じる気配です。今咲いている花は、コスモス・秋明菊・酔芙蓉・四季桜が少し咲き出しました。これまで余り気づいていませんでしたが、酔芙蓉が咲いている時期は案外長いようです。

整理整頓

整理整頓
先日、高田の先輩住職にお越しいただき、お話をする機会がありました。先輩は、まだまだ、高田派の歴史について研究熱心で資料をいただきながら、お聞かせいただくのですが、私の中で、追いついていけない状態のまま時間が過ぎていきました。久しく、対面で議論することもなく日々を過ごしたからと反省するばかりです。
仕事部屋もそうですが、私(住職)の頭の中も整理整頓が必要になってきました。
日々の事柄に追われて、とりあえず、ここに置いておく、必要な時にあそこに置いてあったと手探りに探し当て、当座をしのぐことを続けてきましたが、若い時より探し当てる機能が衰えていますので、時間がかかるようになったり、見つからなくなったりして、自分自身だけが慌てている内になんとかしないと、他者に迷惑をかけてしまうことになれば大変です。
さて、何から手をつけようか、若い時代の時に集めた資料を見ながら、懐かしさや、忘れていたことを思い出しながらの作業になってしまうようで何時終わるかがわからないのが現実です。

法苑院妙華寺の親鸞聖人ご誕生850年・立教開宗800年奉讃行事ご賛同ありがとうございます

法苑院妙華寺の親鸞聖人ご誕生850年・立教開宗800年奉讃法会も無事5月22日にお勤めできましたことありがとうございました。
この地に一宇が造られてから350年。その間、お寺の建造物の維持には、その時にご縁のある多くの皆様のお力添えが必要です。
この度は、本堂東附属屋の改修から始まり、本堂一部床下の補強工事、墓地水屋の改修、選択本願念仏集掛軸(3幅)の修理、本堂音響設備の新設や照明器具の改修内陣のイス席の導入、境内北側の樹木の伐採、境内墓地位置掲示板の改修、新しい生活様式への対応など多くの事業にご賛同いただきました皆様方の名前を本堂の西側に敬意を称して掲げさせていただきます。

白鷺の姿

白鷺が本堂の屋根で一休み
9月30日の夕刻に本堂の屋根で白鷺が一休みしていました。以前(2年前の9月27日)にも本堂の屋根でその姿を見たことがありました。
以前から裏の池で休むことは知っていましたが、本堂の屋根での姿は美しく、見入ってしまいました。

下記は、2020年9月27日の写真

ホンモノに出会う

ホンモノに出会う
高田本山では、新宝物館の建設が進んでいます。来年(令和5年)の親鸞聖人ご誕生850年奉讃事業の為、皆様にもご賛同いただきたく存じます。

来年(令和5年)3月25日から5月21日までは、京都国立博物館にて「親鸞」展が開催され、真宗10派の法宝物が一同、拝観できます。
高田本山の新宝物館では、特別法要にあわせて5月21日から6月18日まで(仮称)「高田の法統」展も開催予定です。

また、三重県総合博物館では4月22日から6月18日まで展覧会を予定されているそうです。

私の人生で、このような機会に巡り合うことは本当に希有と感じます。

高田本山の新宝物館のプレイベントとして、来年の報恩講の時から、文化財活用室で、VR技術を使ったコンテンツを提供する予定です。