登録文化財

登録文化財 トレーディングカード
平成30年4月には、(一社)三重県建築士会様が「妙華寺本堂」のトレーディングカードも作成していただきました。
三重県内にある登録有形文化財の文化的・観光資源としての価値を認識し、さらなる活用と地域の活性化の一助としてのものです。
これを縁として、全国から多くの方がトレーディングカードを求めに妙華寺にお越しいただいています。

登録文化財

登録文化財
「すばらしきみえ」の掲載文も紹介します。
【「すばらしきみえ」三重の「国登録有形文化財」平成20年10月発行より】
久居の中心部を歩くと、久居旅籠町・久居東鷹跡町(ひがしたかと)など、かつての城下町を彷彿させる地名が続きます。
雲出川の北に広がる野辺野(のべの)の丘に居を構え、町を形成したのは、藤堂高虎の孫、高通(たかみち)で、寛文9年(1699)のことでした。久居とは彼がこの地に「永久に鎮居する」の意味を込め、命名したと伝わります。
久居二ノ町には、玉せん寺(ぎょくせんじ)と妙華寺(みようけじ)が並びます。どちらも藩主藤堂家ゆかりの名刹。しかし、文政4年(1821)の大火でいずれも焼失の憂き目に会いました。玉せん寺は、明治時代に再度本堂を失ってしまいましたが、妙華寺は安政4年(1857)の再建から今日にいたるまで、150年の間この地に建ち続けています。
現在、妙華寺本堂を訪ねると、随所から歴史の重みが伝わります。中でも見事なのは、参詣者が本堂に上がる場所・向拝(こうはい)に見られる装飾でしょう。エビのように曲がった化粧梁は、「海老虹梁」(えびこうりょう)、木鼻(きばな)のキバの無い動物は「獅子」、有る方は「象」を表していることなどを、住職の中川和則さんから教えてもらいました。
屋根に視線を移すと、途中で形が変わり、まるで2段構造になっているように見えます。この形が、兜の左右から後方に垂れて首筋を覆う錣(しころ)に似ていることから「錣葺」といわれる、独特の造りです。
開基は天和元年(1681)までさかのぼる妙華寺、寺の存在は、今後も久居の歴史の1ページを飾ることでしょう。

※玉せん寺(ぎょくせんじ)の「せん」は、旋の「方」が「さんずい」になります。

 

登録文化財

登録文化財
平成16年11月に妙華寺の本堂が登録文化財に指定されました。今年で19年目になります。
今一度、本堂について紹介させていただきます。

今ある本堂は、文政4年3月の久居大火にて焼失した本堂を当時のお同行の皆様のご尽力により安政4年に再建した本堂です。
平成16年11月に国登録文化財に指定されました。
その紹介文と英訳を紹介します。

 

白帯

白帯
僧侶は白衣の上に、簡素な外着(真宗ではふほうと呼ばれるもの)や、儀式で着用する色衣・袈裟・差袴を着用します。白衣は着物の白色と考えるとわかりやすいです。その白衣の帯は白色で白帯と呼んでいますが、着物の帯(男用の博多帯)よりしっかりしていないので、一年も使うとへたってしまい新しいのに取り替えています。もう少ししっかりと編んである白帯を探すのですが中々見つかりません。知り合いの僧侶にもたずねるのですが、無いようです。中には、博多帯の地味な色(シルバー)を使っている方もいらっしゃいます。
白衣は、その上に着用するものがありますので、着物の帯のようには目立たないので、しっかりした博多帯を使うのもありかなと思ったりします。

【案内】11月の日曜学校は、5日午前7時30分からです

先月の初めまで暑いと言っていましたが、ようやく秋めいた気候になりました。
今年も後2ケ月と聞くと何を感じますか。
11月の日曜学校は5日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の朝時のお勤め(重誓偈・正信偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。

また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)
※新型コロナウィルスも感染症法で第5類になりました。まだまだ様々な意見があることは重々承知しておりますが、最終的にはお寺の住職の判断で、開催を考えています。

風邪の症状や熱のある方はご遠慮願います。
マスクの着用をお願いします。(お持ちでない場合お寺にお申し出下さい)
本堂入口に手指の消毒を行っていただき、うがいや手洗い場所も用意しています。
手が触れる出入り口のアルコール消毒もこまめにしています。
本堂内の換気・間(ま)の確保などして対策を講じます。
とはいえ、決して不安や不満を抱えながら参加する催しでもありません。
どうかご無理ない範囲で判断をしていただきますよう、よろしくお願いいたします