11月の日曜学校 2015年11月3日2016年5月27日 妙華寺の梵鐘には、「寛保4(1744)龍次甲子正月18日 勢州久居寂陽山法苑院現住 沙門釋恵成(当院三代)誌 治工洞津住 辻越後藤原種茂」と銘文があります。 津市の鋳物師辻家の6代目の作です。辻家では、高田本山の梵鐘や金灯籠や津観音の金灯籠が有名であります。 種茂の作としては、久居の子午(とき)の鐘など各地に数多くあります。 この梵鐘も昭和16年の金属類回収令により供出されたようですか、戦後も残って戻ってきました。 鐘楼堂に鐘が無い姿はとても寂しい姿のように感じます。