京都自死・自殺相談センターのこと

京都自死・自殺相談センターのこと
ご縁をいただき、2010年10月1日発行の京都自死・自殺相談センターの会報「BE」4号が手元に届き、そこには10月より電話相談窓口が開設されいよいよ活動が始まる意気込みが伝わっています。その後2011年4月にNPO法人となり会報の名称が「Sottto」となり今月も会報を届けて頂いています。今月号は、臨床宗教師との新しい活動の紹介と12月に行われたシンポジウムの報告を繰り返し拝読した。以前もブログに記載しましたが、私のお寺のお同行様にも自死をされた方々がいらっしゃいます。枕勤めに伺う時に迎えの車の中で聞かされる場合があります。どのような言葉をおかけして良いかわからず、「そうでしたか」とつぶやくことしかできません。ご家族にお会いしても「お悲しいことでございました」と言うだけで言葉はつながりません。できることは限られているにしても少しでも何かできることがあればと思い続けています。私の中でできることは、黙ってお聞きして寄り添うことであるように思い今に至ります。それでもお聞きできているのか? 寄り添っているのか? いつも「?」がついています。毎月「Sotto」が送られてきて、活動の報告などを読ませて頂くとことは私を優しく刺激してくれます。

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