明日22日は、法苑院妙華寺の親鸞聖人ご誕生850年、並びに立教開宗800年の奉讃法会

5月21日は、親鸞聖人の誕生日として真宗各派の本山や一般寺院で降誕会(ごうたんえ)としてお勤めがあります。

私たちが、親鸞聖人のご誕生を喜ばしていただくことは、親鸞聖人が阿弥陀如来の願いに、法然聖人の教えを通して、出遇われたからです。
親鸞聖人が法然聖人に面授し、阿弥陀如来の願いに出遇われ、その道を歩まれました。そして、法然聖人の著された『選択本願念仏集』(浄土宗の立教開宗の書)の書写を許された喜びは大変なものでありました。
その後、法然聖人の教えから『顕浄土真実教行証文類』を著し、晩年まで推敲を重ねておられました。

古い時代では、それほど生まれた日(誕生日)に重きをおかなかったと思いますので、誕生(お生まれ)をお祝いをすることは少なかったようですが、明治時代から降誕会としてお勤めが始まっています。

親鸞聖人がお生まれになられて850年、また、親鸞聖人のご著書『顕浄土真実教行証文類』を著された元仁(げんにん)元年(1224)を立教開宗の年と定めて800年になりますことも共にお慶びさせていただきます。

法苑院妙華寺の親鸞聖人ご誕生850年、並びに立教開宗800年の奉讃法会は、明日5月22日(日)に予定しています。

20日は、お世話方様と法会の準備をしていました。

22日は午前10時から田畑正久先生のご講演
   午後1時30分からお勤め
午後2時30分から、井上広法師と清水谷正尊師から、法然と親鸞のお話と座談会を予定しています。

数に限りはありますが、食事もご用意しています(食事券を配布予定)
爽やかな一日を、ご法話をお聞かせいただきましょう。