お説教とご法話

お説教とご法話
妙華寺の行事のお勤めの後の布教使様のお話を「お説教」から「ご法話」と言い出したかいつからか定かでないのですが、祖師前(親鸞聖人像がある前の大間)に高座を用意して、布教使様が、黒衣・五条でご出仕されていた時は「お説教」とご案内し、演台と黒板を用意して布教使様が、ふほう・輪袈裟でご出仕されるようになってから「ご法話」と案内するようになったと感じています。
また「お説教」を「お説経」・「お説法」と言う場合もあります。「ご法話」の言葉と共に「お法談」と言う言葉もお聞きします。それぞれ仏法の教え、信心のあり方(信仰のあり方)、功徳を説くことの意味合いになりますが、「説教」と聞くと、目上の方から教訓や堅苦しい話や小言とのように感じる場合もありますし、「説法」と言うと、意見することや自分の考えを相手に言い聞かせることの意味合いもあるようです。
真宗で大切なのは仏法を聞くことであり、「お聴聞」できることを喜びましょう。
妙華寺では、年5回「お聴聞」できる場がございます。「お聴聞」していただく励みとして法会参加票を用意しています。参加していただきますと押印をいたします。10回のご参加で記念の品をお渡ししています。

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