境内墓地の通路整備の報告(4月)

境内墓地の通路整備の報告(4月)
 境内墓地の通路整備は、墓地の奥にあたる北西側から通路ごとに順次舗装版を整備しています。4月末までに予定の二区画まで終了しました。
ご迷惑をおかけしていますが、境内墓地通路整備期間中の東側駐車場の一部を工事車両が使用します。
また、皆様のお墓の前の通路に花入れなどがございましたら申し訳ございませんが片付けさせていただくことになります。
※春千部会が終了後、総代会を開催いたしました。本堂の空調設備の設置と境内墓地の通路整備の3月末までの報告を行いました。
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第1回お寺で体験

暖かな日に恵まれ、第1回「お寺で体験」を開催させていただきました。
8名の方にお越しいただきました。今回は、お寺の会館に安置されている一光三尊仏を間近に拝見しながら三尊さんにまつわるお話しをいたしました。隣寺にも三尊さんがございますがあいにくお勤めがあり、拝見することができませんでしたがまたの機会をお願いしたいと思います。

次回は5月28日(日)10時から11時30分です。お茶(抹茶)にまつわるお話しを予定しています。
どなたでもご参加いただけますが、準備の都合上、事前申込をお願いします。

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4月7日8日はメリシャカ(花祭り)

2017-04-02日曜学校資料 花祭り

 

今月の日曜学校は、お釈迦様の誕生のお話しをしました。日本の多くのお寺では、お釈迦様の誕生と涅槃を行事としてお勤めしますが、誕生仏は像体、涅槃は絵画で現されていることが多いようです。でも考えると寝釈迦像があるお寺様もありますね。
妙華寺では、4月7日8日に花御堂を本堂の前にお出しします。誕生佛に甘茶をおかけください。皆様のお家のお花がございましたら花御堂にお供えください。また、隣寺の花祭りでスタンプをいただきましたら妙華寺にて記念の品をお渡しします。

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春彼岸会お勤めいたしました

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 暖かな春のお彼岸の中日(春分の日)にお勤めをいたしました。今年ご法話をお願いしました岡崎の浄泉寺の戸田栄信師は、昨年龍谷大学大学院実践真宗学研究科を卒業されました新鋭の布教使様です。妙華寺のご法話にも新しい風が吹き始めた気配を感じました。お彼岸会ということで、「倶会一処」について丁寧にお話しいただきました。
 ご法話は、その時、その場所で布教使様とお聴聞されていますお同行の皆様とが共に仏徳讃嘆されることで成り立つお話しです。その臨場感はその空間でしか味わえない法悦(ほうえつ)と感じます。
 また、お寺の行事の時は、ご聴聞されるお同行の皆様と共に、行事のお手伝いをしていただく方々もいらっしゃいます。お堂にお入りいただいた所の帳場ではお同行の皆様方が仏様へお供えいただきましたご懇志を各行事ごとに懇志帳に全て記帳していただいております会計担当のお同行様がいらっしゃいます。皆様のご懇志は、妙華寺にお預かりさせていただき、今後の妙華寺の護持、阿弥陀仏の「み教え」を伝える一助にさせていただいています。
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3月の日曜学校

3月の日曜学校では、2月15日から1ヶ月間、本堂西余間(むかって左側)に涅槃図をお掛けします。間近で見ていただきました。

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この佛涅槃図は、親鸞聖人750回御遠忌の記念として高田本山より京都別院の佛涅槃図の複製が配布されましたものです。平成24年よりお掛けしています。
京都別院の佛涅槃図は、室町時代の兆殿司筆で、大きさは、縦151.2cm 横128.7cmです。

佛涅槃図は、釈迦(しゃか)の入涅槃の場面を描いたもので、釈迦が亡くなられた二月十五日の涅槃会で本尊とされます。
八十歳になられた釈迦は、インド北西部のヴァイシャーリーで夏安居(なつあんご)を過ごし、北のバーヴァーに向い、鍛冶工のチュンダから食事の供養を受けましたが、食あたりを起こしました。痛みをこらえつつ、阿難(あなん)とクシナガラに赴きました。阿難に「私は疲れた。休みたい」と言われ二本の沙羅双樹の間に、頭を北に顔を西に向け、右脇腹を下にして横たわれました。釈尊の元にかけつけた弟子に「もろもろの事象は移ろい無常である。放逸に堕することなく、修行せよ」と諭され二月十五日の満月の日に静かに入滅されました。釈迦の最後の説法は『大般涅槃経』に、入滅とその後の話は、『大般涅槃経後分』に説かれています。
箱裏に「涅槃像 兆殿司筆 一幅」とあり、室町時代の明兆(一三五二~一四三一)筆との所伝であるが、明晰な色彩から実際の制作年代は十六世紀後半、室町時代後半から桃山時代にかけてと考えられる。

(京都国立博物館大原嘉豊氏の解説を元に作成)

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2017-03-05日曜学校資料涅槃図

★高田本山では、3月15日から20日まで如来堂にて「佛涅槃図」をお掛けしています。  絵解きは、3月15日から3月17日の11時と13時よりございます。

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本堂の空調設備の設置と境内墓地の通路整備の報告(2月)

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本堂の空調設備の設置と境内墓地の通路整備の報告(2月)
1月25日から始まりました。
本堂の空調設備は、1月29日のお世話方会の時には、室内設備と室外機の設置が完了していました。2月20日に中部電力の電線に接続し、保安協会の方にも確認していただき使用できるようになりました。
 境内墓地の通路整備は、墓地の奥にあたる北西側から通路ごとに順次舗装版を整備しています。2月に入り、雨(雪)の天気予報が続いていますが、工程表の予定で進んでいます。
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 ご迷惑をおかけしますが、境内墓地通路整備期間中の東側駐車場の一部を工事車両が使用します。
また、皆様のお墓の前の通路に花入れなどがございましたら申し訳ございませんが片付けさせていただくことになります。
※工事には関係ありませんが、悲しいことですがここ最近、境内の塀で見えない部分にゴミを放置されるようになりました。道路(通路)面からの投げ込みと思われます。
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2月の日曜学校

2月の日曜学校
高田派では平素のお勤めで和讃は、『浄土高僧和讃』を5首ずつ拝読しますが、妙華寺の修正会での和讃は、『浄土和讃』の中の「現世利益和讃」15首を拝読しています。今年の修正会で、「現世利益和讃」の15首を印刷してお配りし一緒にお勤めしようとしました。11首目からお配りした「現世利益和讃」と勤行本の11首目が違っていて参詣された皆様にご迷惑をおかけしました。印刷した「現世利益和讃」は、高田聖典によるもので、国宝本の「現世利益和讃」を印刷していました。平素お勤めに使う勤行本では、一般に「文明本」と呼ばれる配列で記載されています。その配列の方が、内容の連なりとして自然であると言われています。
三帖和讃
親鸞聖人が著した『浄土和讃』『浄土高僧和讃』『正像末法和讃』の総称。浄土真宗の法義を余すところなく讃嘆されていることから「和語の教行信証」ともいわれる。このうち『浄土和讃』と『浄土高僧和讃』は、宝治2年(1248)、親鸞聖人76歳の時に成立し、その後も補訂が続けられた。また『正像末法和讃』は正嘉2年(1258)親鸞聖人86歳の時に一応成立し、その後もかなりの補訂が行われている。親鸞聖人と真仏上人の筆による高田派専修寺蔵国宝本が現存するほか、古写本には高田派専修寺蔵正応3,年顕智書写本(『高僧和讃』は現存せず)などがある。最も流布したのは、蓮如(本願寺派)が文明5年(1473)に「正信偈」とともに出版した「三帖和讃」(「文明本」)
これらの諸本の間には、和讃の本文や配列順序、左訓の有無など異同も多い。
【以上浄土真宗辞典 本願寺出版社】
『解説 三帖和讃』 平松 令三著
第一章 真宗教団の中での和讃の位置
親鸞聖人と和讃
仏教寺院で歌われる仏教歌謡の一種に「和讃」がある。語源を調べると、漢文で綴られた漢讃に対して、和文で仏法を讃嘆する歌謡だったので和讃と呼ばれた。その成立は、大陸との政治的文化的交流が打ち切られた平安時代の半ばころ、文化の和様化が進んだ時期であった。折からの浄土信仰の隆(たか)まりと軌を一にしていて、浄土教系の法会の中で詠唱されることが多かった。恵心僧都源信や空也上人などが和讃を作って、奨めたというが、「これがその和讃だ」と確認するだけの史料は伝わっていない。
和讃の形式もいろいろだったらしいが、やがて七五調の和讃が主流を占めるようになり、鎌倉時代に入って最盛期を迎えることになる。そこへ登場したのが親鸞聖人であって、聖人ほど数多くの和讃を制作した人はいない。聖人の和讃はすべて七五調で、四句を一首とするが、その制作数はいまわかっているだけでも優に500首を越える。しかもそれらの多くは優雅で格調高く、文学作品として優れているだけでなく、高度な思想内容を持っている点で他に比類がない。和讃史上、質量ともに抜群の存在として評価されている。その代表作が『浄土和讃』『浄土高僧和讃』『正像末法和讃』のいわゆる『三帖和讃』である。
【以上 解説 三帖和讃 平松 令三著】
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Sotto出前研修 たんぽぽのこと

Sotto出前研修 たんぽぽのこと
ご縁をいただき、2月10日に妙華寺会館で開催する「自死についての学びの場」は、京都自死・視察相談センター様の事業の1つであります出前研修によるものです。これまでも全国で出前研修を開催されていますことを知りお願いしました。
Sottoの冊子には、出前研修の目的は、
『Sottoは「死にたい」「大切な人を自死で亡くした」といった自死の苦悩を抱えた方の心の居場所づくりを目的として活動しています。わたしたちが居場所作りにおいて最も重要だと考えているのが、そこに居る<ひと>です。 ですから、心の居場所にふさわしい<ひと>を育成するボランティア養成講座を毎年開催し、活動するボランティアには定期的な研修の場を提供しています。これまでに様々な講座を開講してきた結果として、電話相談、メール相談、語り合う会、おでんの会など、多様な窓口を開催することができ、また、それぞれの窓口の利用者も増えていることは、<ひと>が育ってきている1つの証左と言えます。
わたしたちのボランティア養成の経験は、だれかの支えになりたいと思っている多くの方々に、何らかの有意義な気づきを提供できるのではないかと考えています。
そこで<Sotto出前研修>を提案することにしました。具体的には、対人支援の方法論や実際の相談経験などをスピーチする<講演型>と、Sottoの研修カリキュラムを応用して依頼団体の目的と目標に添う研修カリキュラムをデザインする<オーダーメイド型>の2通り研修を提供することができます。
<Sotto出前研修>を通して、より多くの人に対人援助の具体的な方法論を知っていただくことにより、自死の苦悩を抱えた方と適切な関わり方ができる<ひと>が増え、一人でも多くの自死の苦悩を抱えた人々の苦悩が少しでも和らぐことにつながるのではないかと期待しています。そして、自死の苦悩はもちろん、どのような苦悩を抱えていたとしても、誰もが安心して歩むことができる社会の実現に貢献していければと思っています。』と記載されています。
また、名称の「たんぽぽの由来」には、
『1つ1つの講演や研修会が、たんぽぽの花となり、受講されたみなさん1人1人がたんぽぽの綿毛として、それぞれのフィールドでまた新たな花を咲かせることを願って名付けました。』とあります。
 当日は、京都自死・自殺相談センター様からお二人の講師をお迎えして、「自死の苦悩を抱えた方に何ができるのか」をテーマとして、「研修会の前半には、死にたい気持ちを抱えた方や、大切な方を自死・自殺で亡くされた方の気持ちについて、そのような方との関りについて僧侶へ期待すること、という内容で座学をいたします。
休憩を挟んで、後半ではワークショップを通して、対話の練習および、よりよい関わり方などを模索できるようなきっかけにつながればと思っております」
※時間は13時30分から16時頃までです。
まだ少し席に余裕がございます。
行事案内「自死についての学びの場」
日時 平成29年2月10日(金)午後1時30分から午後4時頃
【先行案内が午後3時までとなっていましたが研修の充実で午後4時に変更になりました】
会場 妙華寺会館 三重県津市久居二ノ町1743番地 法苑院妙華寺内
対象 僧侶及び寺族  会場の都合で20名まで
会費 2,000円(領収書をお出しします)当日徴収させていただきます。
申込先 HP(myoke-ji.com)のお問い合わせ(メール)に、 ご参加されます方のお名前
宗派・所属寺院名・ ご連絡先を記載されお申し込みください。
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2017-02-10
自死についての学びの場
雪が心配でしたが、高田派・曹洞宗・天台真盛宗のお寺の僧侶・寺族の方13名と行政機関の方5名の方々にお集まりいただきSottoの出前研修を開催させていただきました。
ご講師として京都自死・自殺相談センター様から金子様・小坂様にお越しいただき、「自死の苦悩を抱えた方に何ができるのか」をテーマとして、Sottoの活動から「死にたい気持ち」を相談することはとっても勇気のいることで、その時に相談者の心をシャットアウトしてしまうと関係性が閉じてしまうこと。「死にたい気持ち」の原因を取り除くことができても、その方と安心できる関係性を持っている方がいなかったら本当の問題解決にはならないこと。「死にたい気持ち」の相談者に本当にその方の悩みに向き合っているのか、相手の苦悩を想像することの大切さや相手と私の関係性の大切さに改めて気づくことができました。ワークショップでは、愚痴を聴くことを体験し、モデルケースで相談者と面談者の会話を観察者の立場で聴くことを学びました。質問もあり終了時間が延びてご迷惑をおかけしました。最後に、三重県こころの健康センター様から、自殺予防・自死遺族電話相談を毎週月曜日、自死遺族の集い(わかち合いの会)の場も奇数月に一度あることも案内されました。
改めて、自死の苦悩を抱えた方に何ができるか考えることになりました。
※先月(1月中旬)の夕刻に若い学生が庫裡を訪れ、温かい飲み物を求められ、温かい紅茶を用意していました。その間、坊守がお話しを聴いていましたら、朝母親とけんかをして家を飛び出し、図書館にいたけれど閉館時間となり暗い中、街を歩いてこのお寺にきたようです。温かい飲み物とおにぎりをお出ししてもう一度お話しを聞きながら、目の前にいる学生さんのお母さんのことを思いました。けんかの原因ははっきりは分かりませんが、親御さんが子どもを心配するあまり、怒ることもあることを、私(住職)の子どもの時のことを思い出しながら、また一人の子どももっている親としてお話ししました。
学生の方には、その時帰りにくい家だと思いましたが、心配をしている親御さんのことを思わずにはいられませんでした。翌日、昨夜の学生の方が手紙を書かれて持参されました。そこには、昨日、悩んでどうすることもできなかった気持ちが、親の気持ちも考える機会になりよかったことが書かれていました。
手紙をいただいたことはうれしく思うことでしたが、、学生の方と話をしている時にそれほど(死にたいと思うほど)悩んでいると気づけなかった自分が恥ずかしくもありました。
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平成29年のお世話方会

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平成29年のお世話方会
毎年、1月には中旬に総代会、下旬にお世話方会を開催しています。今年は29日にお世話方会を開催いたしました。
妙華寺には、お世話方様は27名います。今日の出席は20名で、総代さんにも出席して頂き、昨年の報告と今年の予定をお話させていただきました。
お世話方会の前に本堂で、昨年亡くなられた総代の鈴木一男様・前のお世話方様の安井盈様・千田一様の追弔のお勤めをしました。総代の鈴木様は総代の中でも最年少でしたのでこれからを担っていただけると思っていました。お寺の良き理解者として、またご指導いただくこともまだまだ多くありました。また、前お世話方様でありました安井盈様・千田一様にも長年にわたりお世話方様としてお寺の行事にご協力していただきましたことに感謝させていただき焼香をさせていただきました。
 今回のお世話方会では、お寺のコミュニティの中心にいらっしゃいますお世話方様にこれからのお世話方様像についてご意見をいただきました。事前に、私(住職)が感じているお寺の現状(未来の住職塾の寺業計画の一部)を案内時に配布させていただいていました。行政の自治会などのコミュニティと同様に高齢化や希薄化で次のお世話方をお願いするのが難しくなっています。お寺とお同行の皆様お一人お一人との関係だけでなく、地域にいらっしゃるお同行様を束ねていただくお世話方様がこれからどのようになるか感じられていることをお一人お一人からお聞かせいただきました。語られるご意見・ご要望の中には、お世話方様としてのご苦労を改めて気付かさせていただいたこともありました。お寺のこれからを心配されるご意見や、お寺として考えていることに背中を押して頂くようなご意見もありました。お寺が、お同行様の心のよりどころとして集える場であるようこれからも考えていきたいと思います。
昨年の報告として、
・庫裡と妙華寺会館の改修と本堂上がり階段に手すりを設置をしました。
庫裡は、昨年2月から3月にかけて、妙華寺会館は、3月から4月にかけて耐震補強と空調設備の導入と畳敷きから板の間にしました。
先日の報恩講のお非時会場として使用しましたがお越し頂いた皆様に腰に負担がなくなり好評でした。
10月には、本堂の階段に昇降の補助として手すりを設置しました。
・4月には、ご縁をいただきました京都若手僧侶法話勉強会様の主催の布教大会を本堂にて開催しました。私たちは布教使様からのご法話でお育ていただくことですが、布教使様もご聴聞する私たちの姿により成長するのだと思います。ご法話を聴聞する機会に遇うことで共に佛徳讃嘆しお念仏を喜ぶ生活ができればと思います。
 平成28年3月31日(木)~4月2日(土)の一光三尊佛お送り本寺御復座法会参拝の旅に妙華寺として3名参加させていただきました。
今年の行事としては
例年通り、4月7日8日は、メリシャカ(花祭り)を隣寺と一緒に開催しています。花御堂にお花をお供えください。また隣寺の花御堂にもお参りしていだきスタンプを押して頂きますと妙華寺でステキなプレゼントをお渡しします。春秋の彼岸法会・千部法会・12月4日の報恩講には、お勤めの後、ご法話がございます。春の彼岸会は、愛知県の浄泉寺の戸田栄信師。春の千部会は、義明寺の高藤英光師。秋の彼岸会は、真楽寺の鷲山了悟師。秋の千部会は、明通寺の佐波真教師、報恩講は本願寺派の布教師の葛野洋明師です。ご法話をお聞き頂きますとスタンプを押印いたします。
お世話方様から生死のことについてもっと知りたいとのお声がでました。
ご法話をご聴聞していただくことが一番と思います。
また、2月から12月の第一日曜日の朝7時30分から30分ほど日曜学校で平素のお勤めを参加者と共にしています。お仏壇での作法やわからないことも易しくお話しします。日曜学校に参加していただきますと、念珠玉をお渡ししています。24個集めて頂きますと単念珠が、108個集めますと二連念珠ができます。
婦人会の行事ですが、5月18日の婦人会総会の後の講演には、井上広法師を宇都宮からお迎えして法然聖人を通して仏教の教えをお話していただく予定です。特別講演としてどなたでも聴講できます。
新しい試みとしまして、(仮称)「お寺で体験」としまして、妙華寺に伝わる宝物などを通じて日本の伝統文化や地域の歴史などを体験していただき、また仏教の教えや真宗の教えをわかりやすく伝える時間を考えています。どなたでも参加できますが、事前申込制で会費制の予定です。4月から月一度第4日曜日の午前中を予定しています。決まり次第ご案内いたします。
 また1月25日から始まりました境内墓地の通路整備、本堂の空調設備についても工事中にご迷惑をお掛けすることなどを含めてご理解をいただくようお話しさせていただきました。
 本山の行事として、祖師寿という親鸞聖人の90歳の寿命になられた方を、  男性は5月21日の降誕会に女性は6月5日の高田派婦人連合会の席上で表彰されます。今年は昭和3年(1928)生まれの方です。該当の方がいらっしゃいましたらお寺に3月末までに連絡ください。お寺から本山へ連絡します。
また、妙華寺の社会活動として下記のことに賛同しています。
・京都自死・自殺相談センターの活動
・古本勧進(一人親家族への支援団体へ寄付)の活動
・おてらおやつクラブ 一人親家族へお供えの品のおすそわけ(平成27年より)
・久居城下町案内人の会の活動への協力
・公益財団法人 全国青少年教化協議会の活動(平成27年より)
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【僧侶・寺族対象のご案内】 チラシができました

【僧侶・寺族対象のご案内】 チラシができました
お寺の住職・寺族は、自死の苦悩を抱えた方・自死で大切な方を亡くされた悲しみを抱えている方と接する可能性が多くあります。
また、三重県では、毎年400名ほどの方が自ら命を絶たれている現状があります。このような現状の中、自死の苦悩に本当に寄り添った関わり方が出来ているか、悩んだりすることはありませんか?
このたび、実際に自死念慮者や自死ご遺族に向けた年間2,000件以上の電話相談・居場所づくり活動の実績を積まれている「京都自死・自殺相談センター」様にお越しいただき、「自死」のさまざまな場面に対面した時の簡単なワークを取り入れた学びの場を開催いたします。皆様の中でも、各地で自死念慮者・自死ご遺族の方のサポート活動をされていられる方もいらっしゃいると思いますが、もう一度基本を見直してみませんか。もちろん初めての方も歓迎いたします。事前の申し込みの上、会費は当日徴収させていただきます。
 日時 平成29年2月10日(金)午後1時30分から午後4時頃
【先行案内が午後3時までとなっていましたが研修の充実で午後4時に変更になりました】
会場 妙華寺会館 三重県津市久居二ノ町1743番地 法苑院妙華寺内 
対象 僧侶及び寺族  会場の都合で20名まで
会費 2,000円(領収書をお出しします)当日徴収させていただきます。
申込先 HP(myoke-ji.com)のお問い合わせ(メール)に、 ご参加されます方のお名前・ 宗派・所属寺院名・ ご連絡先を記載されお申し込みください。
※僧侶として「自死に向き合う」ことが大切であることは分かっていますが実際「自死に向き合う」ことを考える時間がこれまでにあったでしょうか?
お寺の住職・寺族としてお檀家様・お同行様と寄り添う中で、自死念慮の方や自死のご遺族の方々とお会いすることがございます。その時本当にその方々の思いに寄り添えているか悩んだり考えることはありませんか?
この度、京都自死・自殺相談センター様にお願いしましてSottoの活動の1つとして、出前研修を開催させていただくことになりました。
今回は、僧侶及び寺族の皆様を対象としまして、「自死」のさまざまな場面に対面した時の簡単なワークを取り入れた学びを考えています。会場の都合でご参加いただける方は事前にお申し込みをお願いします。
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2017-01-13
当日のテーマが決まりました。「自死の苦悩を抱えた方に何ができるか」をテーマとして、死にたい気持ちを抱えた方や、大切な方を自死・自殺で亡くされた方の気持ちについて、このような方との関わりについて僧侶に期待することを学び、ワークショップでは対話のよりよい関わり方を模索したいと連絡がありました。
よろしくお願いいたします。
2017-02-10
自死についての学びの場
雪が心配でしたが、高田派・曹洞宗・天台真盛宗のお寺の僧侶・寺族の方13名と行政機関の方5名の方々にお集まりいただきSottoの出前研修を開催させていただきました。
ご講師として京都自死・自殺相談センター様から金子様・小坂様にお越しいただき、「自死の苦悩を抱えた方に何ができるのか」をテーマとして、Sottoの活動から「死にたい気持ち」を相談することはとっても勇気のいることで、その時に相談者の心をシャットアウトしてしまうと関係性が閉じてしまうこと。「死にたい気持ち」の原因を取り除くことができても、その方と安心できる関係性を持っている方がいなかったら本当の問題解決にはならないこと。「死にたい気持ち」の相談者に本当にその方の悩みに向き合っているのか、相手の苦悩を想像することの大切さや相手と私の関係性の大切さに改めて気づくことができました。ワークショップでは、愚痴を聴くことを体験し、モデルケースで相談者と面談者の会話を観察者の立場で聴くことを学びました。質問もあり終了時間が延びてご迷惑をおかけしました。最後に、三重県こころの健康センター様から、自殺予防・自死遺族電話相談を毎週月曜日、自死遺族の集い(わかち合いの会)の場も奇数月に一度あることも案内されました。
改めて、自死の苦悩を抱えた方に何ができるか考えることになりました。
※先月(1月中旬)の夕刻に若い学生が庫裡を訪れ、温かい飲み物を求められ、温かい紅茶を用意していました。その間、坊守がお話しを聴いていましたら、朝母親とけんかをして家を飛び出し、図書館にいたけれど閉館時間となり暗い中、街を歩いてこのお寺にきたようです。温かい飲み物とおにぎりをお出ししてもう一度お話しを聞きながら、目の前にいる学生さんのお母さんのことを思いました。けんかの原因ははっきりは分かりませんが、親御さんが子どもを心配するあまり、怒ることもあることを、私(住職)の子どもの時のことを思い出しながら、また一人の子どももっている親としてお話ししました。
学生の方には、その時帰りにくい家だと思いましたが、心配をしている親御さんのことを思わずにはいられませんでした。翌日、昨夜の学生の方が手紙を書かれて持参されました。そこには、昨日、悩んでどうすることもできなかった気持ちが、親の気持ちも考える機会になりよかったことが書かれていました。
手紙をいただいたことはうれしく思うことでしたが、、学生の方と話をしている時にそれほど(死にたいと思うほど)悩んでいると気づけなかった自分が恥ずかしくもありました。
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