前住職17回忌・前坊守7回忌

前住職17回忌・前坊守7回忌
薫風の中、相導師様・親戚法中様と共にお勤めさせていただきました。
前坊守は、12月5日が命日です。お寺の都合で繰り上げて、前住職と並んでお勤めになりました。17回忌となりますと前住職の兄弟・従兄弟は既になくなられています。前坊守の妹2名は、元気で、お焼香にお越しくださいました。前住職・前坊守と親しい方々は少なくなりますが、私(住職)の妹の長男が家族を持ち、ちいさな子どものにぎやかな声を聞くと、次の代へのつながりを実感します。今の時代は、親戚関係もそうですが人との関係性が希薄になってきたように感じています。その中で亡くなった方がつなげる関係はとても大切な関係であると想います。
また、僧侶が遺族の立場で法事に立ち会うことで、お同行の方の法事で、亡くなった方を偲ぶだけでない、仏徳讃嘆を届けることももう少し考えていきたいと想っています。

次の前住職・前坊守の年忌は6年後のことで、古希の私にとっては、健康で会うことができるか想像ができません。次の代に託すことになりそうです。
それが継承することだと想います。今の時代では難しいことでもありそうです。

お勤めの後、久しぶりに、ご焼香賜りました親戚の皆様と、懐かしい話や近状をお話できたことは有意義な時間でした。
※中川個人の感想です。

仏壇

仏壇
自宅に仏間があるのが普通だった時代から、畳敷きの部屋も無くなっているのが今の住まいのようです。これまでの住まいを建て替える場合や実家を片付けるので、子どもさんの住居へ仏壇を移動する場合、これまでの仏壇からコンパクトな仏壇に替わっていくことが多いです。
それに伴い、古い名号や阿弥陀如来像が、新しいものへ替わってしまうことも多いのですが、私(住職)個人的には残念な気持ちになります。

以前、長年使われていた仏壇がある家の主が亡くなりました。跡取りさんが、見た目が古い仏壇を、今の新品な仏壇に代えられました。以前の仏壇は、地元の指物師が造られた仏壇で、他のお同行さんでも同じ仏壇を使われている方もいらっしゃいます。
古びた仏壇を洗いにかけるには、新品の仏壇を購入する位、費用も必要ですが、木地もしっかりしたものですし、彫り物もきちんとしていますので個人的にはそちらを選びたい想いですが、それぞれの想いもありますので難しいです。
また、古い名号も、高田派の歴代のご法主殿の花押があるのもありとても貴重なものだと感じています。

※中川個人の感想です。

浄照寺報恩講

浄照寺報恩講
大型連休に報恩講があることを知ったのは8年前。奈良県の田原本町の浄照寺(本願寺派)さんに今年も伺うことができました。満堂の中での法要です。「御伝鈔」の洛陽遷化段と廟堂創立の段の拝読でした。お勤めの中で本願寺派の「念仏正信偈」を初めてお聞かせいただいたことです。
布教使は葛野洋明先生で、妙華寺の報恩講でもご法話をお願いしています。
親鸞聖人の往生時の「念仏の息絶え終わりぬ」の「念仏の息」に注目された法話でした。
私の念仏ははたして阿弥陀如来のはたらきによる念仏であったのか。先生の経験から今一度考えさせられました。
浄照寺の報恩講では「お寺の行事」について考えさせられます。浄照寺の住職・寺族もそうですが、お同行の皆さんがご奉仕することに喜びを持って生き生きと活動しています。浄照寺のこれまでの寺院活動を通しての教化活動が、しっかりお同行の皆様に届いていることで、今も賑やかに報恩講のお勤めが続いているのでしょう。

※中川個人の感想です。

「とってもやさしい はじめての仏教」

「とってもやさしい はじめての仏教」

「とってもやさしい はじめての仏教」
インドでは、お釈迦様が悟りを開く前、六道輪廻と言う考え方が一般的でした。
その考えから、六道に戻らない悟りの世界を、1人1人の特性に応じて修行を示されたのが仏教の初まりです。
6年前のお寺のHPを見ていただいた遠方の生活者から電話がありました。
「赤い本ありますか」とのことで、最初は何のことかわかりませんでしたが、「インターネットで調べていたら、妙華寺のHPに赤い本(とってもやさしい はじめての仏教)が出ていました。私も以前、手にしたことがあるのですが、今、手元になく、親しい方にも配りたいので何冊か送ってください」とのことでした。随分前のことで、冊子が残っているか確認して、ご希望の冊数をお送りしました。
「とってもやさしい はじめての仏教」は、「公益財団法人 仏教伝道協会」が発行しています。この冊子の最後の「公益財団法人仏教伝道協会のご案内」に【公益財団法人仏教伝道協会は、仏の教えを広く世界に弘めるため、株式会社ミツトヨの創業者である沼田恵範の発願により1965年に設立され、現在に至るまで特定の宗派にとらわれずに、仏教がもつ東洋の叡智(えいち)を世界の人びとに伝えるための様々な事業を展開しております】と記載されています。
その後も、遠方の生活者の知り合いと思われる方からも、冊子の希望がありましたが、
妙華寺ではこの冊子は、配布し終わって、手元にありません。
関心のある方・必要な方は、発行元に連絡すると必要な冊数をお送りいただけると想います。

【報告】春千部会

【報告】春千部会
4月29日は大型連休が始まる頃でもあります。今1度自分を振り返る時間として春千部会にご参加いただくのも大切かも。
お勤め時は、お寺の一番大切な行事は報恩講では、色衣で五条袈裟を着用します。千部会では、色衣を黒衣にしてのお勤めです。布教使は、今年も、義明寺の高藤英光師に法話いただきました。
何年も前の新聞に投稿された「卒業式」の話からでした。卒業証書を手に取った私とはどのような存在であるか考えさせられました。
続いて親鸞聖人の作られた「正信偈」と「文類偈」は、同じ内容であるけれど、制作された年代が違うことから気づく部分「邪見憍慢悪衆生」を取り上げられ、「満」についてお話されました。自慢・我慢・過満・卑下満などから、自分をどのように見ていくか。自分事のことと思え、恥じ入るばかりです。「お念仏」が大切なのに声にでないのはどうしてなのか。考えさせられます。

春千部会の後は、1年間で亡くなられたお世話方様や、婦人会の幹部の方の追弔会のお勤めをして、お世話方会を開催しています。
お寺の創建350年を迎えるにあたって、お同行の皆様が喜んでいただく行事ができるか考えていかなければいけない時期になりました。
また、現実的な課題も出てきており、皆様のお知恵をお貸し下さい。

※中川個人の感想です。