四季の花(7月)

四季の花
雨の中、8日に今季2度目のハスの開花でした。今日9日の朝の散歩時、セミの鳴き声を聞きました。例年より少し早い気もしますが、夏がやってくるのでしょう。先月から咲き出しています夏の花もムクゲやキキョウも元気です。百日紅も1つの樹木で咲き出しました。
今年は、梅雨の期間が長く、蒸し暑い日が続きますが、体調管理をしながら乗り越えましょう。

終活行事について

終活行事
妙華寺では、昨年「終活カフェ」3回、行政書士さんにお願いしてお寺の行事の後、「相続」「死後事務委任」「介護保険」について開催しました。それ以前も「終活行事」として、婦人会の総会後やお寺の行事の後、「エンディングノートの書き方」「死の体験旅行のワークショップ」「健康体操」で何度か開催していましたが、今年は、コロナ禍で、「集う」行事についてはノープランでした。

このような時期に終活行事の勉強会に参加しました。終活カフェを開催されていますお寺の副住職さんのこれまでで気づいたこと、これからの抱負を拝聴しました。
お話をされました副住職さんも、コロナ禍で「集う」ことに心配もあり、昨年(2020年)は「お寺葬」についてを人数制限して同じ内容で3回にわけ開催されたそうです。そして今年(2021年)は、個別相談会として、ご家族単位で「終活相談会」を開催されているようです。
多くが一同に「集う」ことでなく何度かに分けて開催することや「家族単位の終活相談会」は、コロナ禍での「終活行事」として、また、はじめるにあたって負担が少ないように思い。妙華寺でも、9月の秋彼岸会頃からはじめようと勇気をもらいました。
また、詳細は決まり次第お知らせします。

【案内】初盆のお勤め

【案内】 初盆のお勤め
妙華寺では、以前からお盆行事の一つとして、ご希望の方の初盆のお勤めをしています。
昨年のお盆から今年のお盆までの期間に亡くなられた方のご家族が初めてお盆を迎える時に初盆のお勤めをします。
妙華寺のお盆は、7月と8月の両月に地区を分けて行いますので、ご希望の月に初盆を勤めることができます。
一般的には、7日に初盆を勤めるご自宅に出向いて、火入れのお勤めします(火入れ)
その後、13日~15日の期間の夕方以降に、妙華寺の本堂でお勤めします(本堂で23日まで朝夕お勤めをします)
23日の午後7時より妙華寺の本堂で初盆を営まれたご家族と共に最後のお勤めをして初盆の行事は終了いたします。23日の予定は、お勤め(30分)と、「高田派のお仏壇のお給仕」のビデオ(20分)を見ていただき終了いたします。

注① 初盆の7日の火入れをご希望の方は、前月末までに、妙華寺までお申し出ください。月初めに火入れのお勤めに行くご自宅の順番を決めさせていただきますので、火入れの時間を妙華寺にお尋ねください。(およそ30分単位で決めています)

注② 13日~15日の期間の夕方以降に妙華寺の本堂でのお勤めの時間は、ご希望時間が重なりますと調整させていただく場合がございます。また、遅延されます場合は、妙華寺にご到着された順になる場合がありますのでご了承ください(およそ30分単位で決めています)
また、妙華寺の本堂にお持ちいただく初盆の仏具ですが、ご法名の記載されたもの以外の仏具は、ご遠慮をお願いしておりますご了承ください。

注③ ご遠方の方で初盆のお勤めをご自宅でご希望の方は、7日に火入れのお勤めができない場合がございますのでご了承ください。また、本堂(お寺)での火入れのお勤めも行っております。

※ご不明な点はお寺にお聞き下さい。

今回、「傾聴僧の会」の活動の1つ「ことはな」を活用させていただき、ご遺族様の亡き人への想いを「言語化」して、手向けることで、ご遺族様を援助できれば考えています。

初盆にあたり ご遺族の皆様へ
大切な方が亡くなられて、初めてのお盆です。
「ことはな」で故人に今の想いを手向けませんか。
火入れの時に「ことはな」をお渡しします。
二十三日の総回向までにお寺に「ことはな」をお持ちいただきましたらお供えさせていただきます。
総回向の後は、お焚き上げさせていただきます。

「ことはな」
傾聴僧の会が、亡くなられた方へご遺族様が自分の想いを「言語化」して、手向けることで、ご遺族様を援助できればと考えられた事業です。

お寺の変化

お寺の変化⑦ 寄付
これまでお寺から寄付の依頼がありますと、お同行の皆様に一律ご負担をお願いする形が当たり前のようでした。そこには、依頼する寄付額でお寺の建造物の改修などその時々の必要な予算額が前提での依頼ですので、予算額が達成できないと目的が果たせなかったからです。妙華寺の寄付依頼も前住職の時代までは概ね、そのような形でした。
お同行の皆様の中には、お寺への帰属意識が強く、自分をこれまで育てていただいた先祖への恩返しの気持ちとして負担をされていたと思います。しかし現在は、お寺への帰属意識や、先祖への関係性が希薄化し、個人意識を尊重の中で一律同じ額の負担をお願いする時代ではなくなったのだと思います。

妙華寺の平成22年の親鸞聖人750回忌ご遠忌大法会に伴う大きな改修計画からの寄付依頼は、予算額がとても高額になりましたので一律にご負担していただくことが難しいと思い、心苦しいことでありましたが、ご賛同いただく方からのご寄付としました。それ以降、一光三尊仏御開扉法会・境内墓地通路改修工事・そして今回の親鸞聖人850年ご誕生奉讃行事記念の寄付依頼も同様としています。

妙華寺がこの地に寺領をいただいた時は、本堂も何もない境内でした。初代の住職が勧進を続けて最初の本堂が建てられるのにおよそ10年間の年月を費やし新しいお同行の皆様のお力添えをいただいたものです。その本堂が、江戸時代の久居の大火で焼失しその後40年ほど勧進を続けて再建された本堂が、今ある本堂です。境内地には、本堂以外にも、鐘楼堂や山門・妙華寺会館や庫裡・書院など多くの建造物があります。また墓地区域もあり、時代と共に埋葬法式も変化して、今の墓地の姿になりました。大きな行事の時にいくつかの修理や改修をしながら建造物などを次の時代も使用できるように大切に使っています。
お寺を次世代に伝える為のことでありますのでご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
予算額に届かない場合は、法人の積立を取り崩しての事業になります。

【修復した選択集絵伝3幅】

 

お寺の宝物

お寺の宝物
お寺の宝物の1つにご法主が書かれた額や掛物があります。
常磐井 鸞猷 筆 「南無不可思議光如来」「帰命盡十方無碍光如来
平成23年11月の妙華寺 親鸞聖人750回忌遠忌法会記念に余間へ奉納
高田本山第24世 昭和07年~
第22世堯猷の子 雅号「銕山」

 

「真心是浄土」

「恭敬」