お寺の変化③

お寺の変化③
オンラインのお勤め
昨年からの新型コロナウィルス感染症の感染リスクとして「集う」ことへの不安があります。妙華寺でも感染防止対策として試行錯誤していますが、検温・手指の消毒・マスク着用のお願いであったり、本堂の換気対策や消毒の徹底・着席する椅子の間隔に仕切り板を設けたりしていますが、不安は消えません。
どうしても、「集う場」は必要と感じていますのでお寺としてできることは、今後も取り入れていこうと考えています。

そのような中、社会でこれまで「集う」ことで成立していた仕事や会議・授業などの一部がオンラインでも成り立つことも可能になってきました。
お寺に「集う」ことが難しい場合、法要やお寺の行事をオンラインで配信するお寺も増えています。

新しい取り組みの1つとして妙華寺でもオンラインのお勤めを手探りながら始めています。インターネット環境やPCなど設備がそろわないと難しい面もありますが、若い世代の方々は日常的に使われていますのであまり違和感はないかもわかりません。
オンラインでできることできないこともありますが、お寺に「集う」気持ちをお持ちでも「集う」ことが難しい方々にオンラインでご一緒(集うことが)できる可能性もございます。

オンラインのお勤めをご希望の場合、事前に打ち合わせをさせていただきますのでご連絡をお願いします。

お寺の宝物

お寺の宝物 山号
お寺には、山号(さんごう)があります。妙華寺の山号は、「寂陽山」(じゃくようざん)と本山からいただいています。

現在本堂に掲げてある山号は、平成30年(2018)に高田本山ご法主殿にご染筆していただいたもので額装して本堂入り口内部の上部に掲げてあります。

これまで本堂に掲げてありました山号は、東久世通禧(ひがしくぜ みちとみ)(1833-1912)が書かれたものでした。何時かは特定できませんが、「当山に御来遊中に筆」と歌と画賛の二本の掛け軸があり、その頃に「山号」も書かれたのだと思います。
※現在庫裡の玄関に掲げてあります。

※山号 寺名に冠せられる山の称号。中国では寺院が山間部に建立されたので、その所在を示すため用いられた。日本では平安時代後期から平地に建てられた寺院にも山号を付けるようになった。

 

3月の日曜学校は7日です

この日曜学校も、平成3年(1991)4月から始まりました。30年の節目となります。
始めるに至った経緯は、前々住職の頃、日曜学校に参加されていました子どもさんが婦人会の幹部さんになり、自分の孫に日曜学校を経験させたいとのお話から、始めさせていただきました。その頃は近隣のお寺でも日曜学校があり、どのような形でされているか伺い、参加させていただいたことも懐かしい思い出です。
1年ほど小学生の子ども達(お孫さん)も参加されていましたが、勉学などが忙しくその後は、お申し出いただいた婦人会の方々が中心となり続けています。

03月の日曜学校は7日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の朝時のお勤め(重誓偈・正信偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
今回は、2月15日~3月15日まで余間に掲げてあります「佛涅槃図」の紹介をさせていただきます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)
※新型コロナウィルスの感染拡大防止の件について、様々な意見があることは重々承知しておりますが、最終的にはお寺の住職の判断で、開催を考えています。

いのちの日

いのちの日
京都府では、(平成28年から)毎年3月1日を「京都いのちの日」と定め、自らの命を見つめ直すとともに、家族や友人など周りの人にも思いをはせ、 共に生きることの意味や絆の大切さについて周知されます。

行政が進んで、「自殺(自死)対策」に取り組まれ、全国に「いのちの日」が広がることを願っています。

また、この趣旨に賛同した宗教者の活動の一つが「Life Walkいのちを想う宗教者の行進」です。今年はコロナ禍の為中止で、オンラインでの講演会・トークセッションが開催されます。どなたでも参加できるようですので時間が合いましたらお申し込みをして参加してください。

【「Life Walkいのちを想う宗教者の行進」HPから】
「例年は講演やトークセッションを行った後に行進していましたが、今年は新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの講演・トークセッションを行うこととなりました。【日時】2021年3月1日(月)18:00~19:30
【ゲスト】野呂 靖(のろ せい)さん龍谷大学文学部准教授、認定NPO法人京都自死・自殺相談センター理事。花園大学非常勤講師、浄土真宗本願寺派総合研究所研究員などを経て現職。博士(文学)。専門は仏教学(華厳思想)。2010年、有志とともにNPO法人京都自死・自殺相談センターを立ち上げ活動を行っている。
野村 清治(のむら きよはる)さんリメンバー名古屋自死遺族の会 代表幹事(共同)。自死遺族当事者として、さまざまな自死遺族のわかちあいに参加し、また遺族会の運営に加わる。死にたい思い、遺族の思い、自死そのものについて、模索しながら現在に至る。
【プログラム】はじまりの挨拶講演「仏教と自死 ~自死という死はどのように語られてきたか~」(野呂さん)トークセッション(野呂さん・野村さん)
*ご参加の皆さまの質問や投げかけを反映させながらトークセッションを進行しますおわりの挨拶【方法】オンライン*お申込みいただいた方に後日URLをお送りします
【定員】50名(先着順)【参加費】1,000円*イベント実施後のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費全額を頂戴いたします*参加費はLifeWalkの活動のために活用させていただきます【申込み】コチラのURLよりお申込みをお願いします。https://lifewalk2021.peatix.com/」((https://peraichi.com/landing_pages/view/lifewalk 参照 2021年2月28日))