6月の日曜学校は14日です

6月は第1日曜日に高田派婦人大会が開催されますので第2日曜日でお願いしています。6月の日曜学校は6月14日です。朝7時30分から8時頃までです。
ご家庭での平素の夕時のお勤め(歎仏偈・文類偈・5首和讃)を一緒にお勤めいたします。輪(りん)の鳴らし方や、念珠の持ち方もご一緒にしますので自然と覚えます。
また、ご参加いただきますと念珠の一珠をお渡しして、24珠で単念珠が、108珠で二連念珠ができるようにご用意しています。(親珠には「妙華寺」の寺院名が刻印されています)
※新型コロナウィルスの感染拡大防止の件について、様々な意見があることは重々承知しておりますが、最終的にはお寺の住職の判断で、開催を考えています。

風邪の症状や熱のある方はご遠慮願います。
本堂入口に手指の消毒を行っていただき、うがいや手洗い場所も用意しています。
手が触れる出入り口のアルコール消毒もこまめにしています。
本堂内の換気・間(ま)の確保などして対策を講じます。
とはいえ、決して不安や不満を抱えながら参加する催しでもありません。
どうかご無理ない範囲で判断をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。

※7日の日曜日にお越し下さった皆様には申し訳なくご迷惑をおかけしました。

見えない対策=シロアリの被害

見えない対策
8日から12日まで本堂を始め、妙華寺会館・庫裡など境内にある構築物のシロアリ対策をします。 これまで、前々住職の時代の昭和30年代頃にシロアリの被害が生じてから続けていますが、当初は10年に一度でした。前回からこれまでの強い薬剤散布か難しくなり5年に一度になりました。4月の調査報告と見積もりを見ながら、この5年間では新たなシロアリ被害はないようで止めても良いかなと思いながら、被害が発生することになると大変ですので続けてやることになりました。
平素の生活の中では、見えない部分へのメンテナンスも大切なことです。

見送る側と見送られる側

見送る側と見送られる側
同級生が亡くなったことを後で知りました。私(住職)は、地元に住んでいますが、最近は小中高の同級生と久しく会っていません。年賀状のやりとりも、年と共に少なくなり、今はご無沙汰がちになり、若かった頃いつも遊んでいた友も、結婚し家庭ができると会う機会は、同窓会や忘年会などに限られてきます。開催日が日曜日などで法務があることが多く、参加していないと次第に連絡も来なくなり同級生の情報も知ることがなくなります。

私(住職)は、お同行のどなたかがお亡くなりになると連絡をいただき、お見送り(葬儀式)をさせていただいています。そこにはお寺の住職としての一面もありますが、これまでの私(住職)とその方の関係には、お同行様としてだけではなく、ご縁をいただいた一人の人間としての思い出の方もあります。でもそれも「アミダ様のはたらき」があってのことです。
人との出会いもアミダ様のはたらきで出遇うことになるように思うことです。

見送る側からいずれ見送られる側になるのですが、私が見送られる時、何を想って見送ってくださるのかはそれぞれです。限られたいのちのある今生のご縁を大切にしていきたいと思っています。

亡くなった同級生の初盆には、君の実家が梨農園で、若い頃いつもいただいた梨の想い出を胸に、お悔やみに行こう。

お寺の夏仕様

お寺の夏仕様
現在の生活では、季節感が少なくなっていますが、季節を感じる時があります。

6月1日です。毎年でありますが、6月になりますと、夏衣に衣更えをします。最近は5月でも暑い日があり汗かきの私(住職)には、5月から衣更えをしたいと思うこともあります。しかし、正式な行事では暦通りの衣を着なくてはいけませんので我慢をしています。


また、本堂の座布団も冬物から夏物へ替えることになります。最近は大間(だいま)が椅子席になりましたので、夏布団を用意するのは、僧侶のものだけです。以前は本堂の集まるお同行様用の座布団を40枚から50枚ほど本堂の外縁で陰干しをしていました。
また、ヤブ蚊対策ですが、以前は本堂も庫裡も、蚊取り線香の香りが夏の間漂っていましたが、今は、化学の力を借りての対策になりました。
そして大きく変わったのが、暑さ対策です。温暖化によるものでしょうか、夏場の気温が35度を超える日も多くなり、これまでの団扇や扇風機では身体への負担も大きく本堂にも空調設備(エアコン)を設置しました。

「遺贈寄付」のご紹介

皆様、「遺贈寄付」はご存知でしょうか?
僧侶対象で「死後事務委任」について勉強する機会がありました。
一人住まいの方のお悩みは、老後や病気もありますが、居住についても大変だそうです。社会制度の中で身元保証や身元引受など、家族がいることが前提であるものが、独居で縁者がいない場合はどこかに支援組織がないと難しいことになります。
行政や地域の包括ケアマネージャを含め医療・介護関係者や士業の方々とのチームでワンストップの取り組みがなされていることもあります。
その中で僧侶の役割は、やはり死後のことになります。
亡くなられてからの葬儀や納骨の部分です。
お寺には、一人住まいの方から自分が亡くなった時のご相談をお聞かせいただきます。

以前からも、お寺に口頭で「住職さん、私(わし)が亡くなったら、後は全てお任せします」と仰り、ご寄付をいただくこともありました。
そのような関係も大切にしたいですが、今の時代は、関係者の誰もがわかり合える「遺贈寄付」をお勧めしたいと思います。

現在「遺贈寄付」については、大学・病院やNPO法人なども広く紹介されていることも知りました。
お寺も公益法人として次世代につなげる観点で「遺贈寄付」について明文化したいと思い、行政書士様のお力を借りて、妙華寺の「遺贈寄付」のご紹介を文書にしました。
お寺が次世代へ伝わることにご賛同いただけるようご案内いたします。

遺贈について

1.遺贈とは遺言によって特定の個人や団体に財産を遺すことをいいます。

2.寄付金の使い道について
宗教法人 法苑院 妙華寺では、久居地域で、アミダさまの願いを次世代へ伝える環境整備に取り組んでいます。
時代や地域に合わせ、集う仲間にとって居心地の良い「集う場」の環境整備に活用させて頂きます。

3.遺贈寄付の方法
遺贈寄付にあたり、遺言書の作成をする必要があります。
遺言書の作成には専門的な法律知識が必要となりますので、遺言や相続に関わる手続きを専門家を交えてお話しする機会を設けさせて頂きます。
なお、生前贈与などの相談も承ります。

4.遺贈寄付の内容と守秘義務について
遺贈寄付について、多額または全ての財産を寄付するイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、金額の大小や遺産に占める割合などは自由に決めていただくことができます。
それらを含め、お問い合わせの内容につきましてはプライバシーに配慮し守秘義務を守りますので、お気軽にご相談ください。

【「遺贈について」監修 行政書士法人 中村事務所】

※ご関心がありましたらお寺へお知らせください。