まいてら寺院の集い@東海に参加しました

昨年1月にお寺のポータルサイト「まいてら」に参加し、1年ぶりの「まいてら寺院の集い@東海」が1月30日に名古屋市の教西寺様で開催されました。東海地域で「まいてら」に参加している寺院とこれから「まいてら」に参加を希望されている寺院が、「まいてら」を運営されている(一社)お寺の未来の井出様から、「まいてら」の現状やこれからの展望をお聞かせいただき、各寺院からの要望などにも耳を傾けていただきました。日頃、ネット上でつながっている仲間(寺院)ですが顔を合わせての場は貴重な時間と思います。
堅物な私(住職)の頭からは出てこない意見や、発想はとても参考になり、刺激をいただくことでした。
「まいてら」は生活者視点でお寺の活動を応援されています。生活者のエンディング関係への興味は、終活や介護、葬儀、お墓、相続など多岐にわたりますが、お寺関係者だけで考えるのでなく、専門家(士業)や関係団体との連携も考えるとお寺の活動がより広がるように感じています。
また、「まいてら」を運営されている(一社)お寺の未来様と参加している寺院が意見交換ができる場があることは、私(住職)の中では「あたりまえ」と感じていたのですが、ネットの世界ではありえない(まれな)ことかもわかりません。関係者との時間調整が難しいけれど顔を合わせてより良いポータルサイトにしていく努力を運営法人と参加寺院がしていくには、信頼関係がなくてはならないし、信頼があってより良いポータルサイトが構築されていくように感じました。
「まいてら」に参加して良かったと改めて思っています。
今後「まいてら」寺院にも生活者(HPの閲覧者)からの評価が可能かの議論も出ました。生活者から真摯な意見が聞くことができるのは寺院側としてうれしいことてすが、今のネット環境でそれができるのか考えていかなければいけないこともあるようです。PCやインターネットの知識が少ない私(住職)には、「まいてら」で今できる発信について考えていきたいと思っています。
今後も、ポータルサイト「まいてら」に参加希望のお寺が増えればうれしいですね。

 

※昨年の「まいてら寺院の集い」で紹介されました行政書士様につながって、妙華寺では今年3回の連続講座(終活カフェ)を予定しています。どなたさまもご参加できますのでぜひお越し下さい。お待ちしています。専門家のお話をゆっくりお聞きいただけます。

終活カフェ  どなたでも参加できます。

令和2年は、行政書士法人 中村事務所様のご協力をいただき3回にわたり終活カフェを開催いたします。

日頃、相続や遺言・介護保険について不明なことがございましたら、お気軽にお尋ねください。

3月20日日(祝日・金)春彼岸会 法話終了後15時から17時終了予定

 行政書士さんに聞く①「相続を争続にしないために」

9月22日(祝日・火)秋彼岸会 法話終了後15時から17時終了予定

 行政書士さんに聞く②「遺言・後見・死後事務について」

10月24日(土)秋千部会 法話終了後15時から17時終了予定

 行政書士さんに聞く③「介護保険の活用方法」

日頃専門家のお話をお聞かせいただく機会はありませんが、お寺では何を話しても良い雰囲気の中、私の人生のエンディング分野で気になることをお聞きしませんか。

1月の聞法

1月20日に教学院主催の真宗入門講座に伺うことができました。
今回は、『讃阿弥陀仏偈和讃』について5回の連続講座の1回目です。全体的な話とこの和讃が造られる元になった曇鸞和尚についての話でした。親鸞聖人が七祖と呼ばれた一人で、名前(親鸞)の一字に付けられた方です。
『讃阿弥陀仏和讃』は、大きなくくりの三帖和讃と呼ばれる一つの『浄土和讃』の最初に掲げられています。そのお心を味わいたいと思います。
お話の中で、阿弥陀如来のはたらきは、等しく私へのはたらきかけと仰られたと思うのですが、法然聖人は、偏(ひとへ)に、善導大師に依られ「観無量寿経」を主として他力を語られ、親鸞聖人は、法然聖人の教えに依りながら「無量寿経」を主に他力を語られています。それに至る思想についてもお聞かせいただきたいな。