1月の聞法

1月20日に教学院主催の真宗入門講座に伺うことができました。
今回は、『讃阿弥陀仏偈和讃』について5回の連続講座の1回目です。全体的な話とこの和讃が造られる元になった曇鸞和尚についての話でした。親鸞聖人が七祖と呼ばれた一人で、名前(親鸞)の一字に付けられた方です。
『讃阿弥陀仏和讃』は、大きなくくりの三帖和讃と呼ばれる一つの『浄土和讃』の最初に掲げられています。そのお心を味わいたいと思います。
お話の中で、阿弥陀如来のはたらきは、等しく私へのはたらきかけと仰られたと思うのですが、法然聖人は、偏(ひとへ)に、善導大師に依られ「観無量寿経」を主として他力を語られ、親鸞聖人は、法然聖人の教えに依りながら「無量寿経」を主に他力を語られています。それに至る思想についてもお聞かせいただきたいな。