草履で歩く

草履で歩く(お盆のお勤め)
今回もお盆のお勤めでのことです。和装の履物の草履や下駄は、足の親指と人差し指の付け根で鼻緒を挟むようにようにして歩行します。私(住職)は、お寺のお手伝いを始めた大学の頃から40年以上草履を使っています。
草履を履き慣れていると思っていましたが、今年の7月のお盆は13日と14日が雨で、共に午前中傘をさして歩いてお同行様の自宅に伺いました。(午後からは車を使いました)歩いた距離は2日合わせて5キロほどで一度にではなく、一軒一軒お勤めをしてでありましたが、14日の夜は足の親指と人差し指の付け根がとても痛く感じました。考えて見ると草履で何キロも歩くことはこれまでそれほど経験していませんでした。
遠くに行くときは、電車や車を使い到着した所から少し歩いたり、自転車で玄関前まで乗っていくなど草履で歩く距離はしれたものでした。
そういえば、去年3月に参加した「Life Walk」で三条のお寺から東山のお寺まで行進したのが一番長い距離を一度に歩いた時でやはり痛みを覚えたことを思い出しました。