母の日

母のいない母の日 私(住職)が小学生の頃には、「母の日」「父の日」があり、先生から父や母に感謝する日と教わり、やがて「敬老の日」もカレンダーに加わって、両親とともに祖父・祖母を含む高齢者も尊ぶことを教えられました。
私(住職)が社会人になった頃から、「母の日」や「父の日」にプレゼントを贈ったことも、感謝の気持ちですが毎年の中元や歳暮のような感覚でした。
数年前に「母の日」は、諸説あるようですが、およそ100年前にアメリカで亡くなった母を追弔する(想う)日からはじまったとお聞かせいただいたのですが、

それほど実感はわきませんでした。
今年、65歳にして母がいない「母の日」を初めて迎えました。
日本仏教では亡くなられた方を追弔する日として、命日や年回(忌)法要を思い浮かべます(真宗では大切な方の命終えられる姿を通して仏徳讃嘆しています)
今は亡き母を「母の日」に追弔することも特別な記念になると感じています。
これまでの思い出も大切ですが、いなくなってからの関係性も大切にしていきたいと思います。