本堂にスピーカー

新しい試み スピーカーの導入
前住職の時代から、お寺の行事で、布教使様がご法話をお伝えする時、布教使様にマイクをお使いいただいていました。音量を大きくすれば後ろにお座りの方まで届くと思っていましたが、それほど単純なことではないようです。また、高齢者の方が聞き取りやすい音域なども考慮したほうが良いとアドバイスもいただき、本堂の東楽の間の改修時(1月)頃から本堂の音響(スピーカー)選びをしていました。音響メーカー2社からアドバイスをいただき比較しながら8月末に決定して、先日の、日曜学校や法要で試験的に使用しました。試した後、聞き取りやすいとのお声もいただきました。スピーカーから出る音に興味津々の、小さな子どもさんもいました。
現在、新型コロナウィルス感染症の感染防止の為、本堂に飛沫感染防止の仕切り板を導入し、これまでのような安心・安全な「集い場」を考えています。仕切り板の設置でお勤めや、マスクを着用しながらのお話などが聞き取りにくいこともスピーカーを通して少し解消できると期待しています。マイクを衣につけるのですが、お勤めの時や移動の時、衣の動き(雑音)をマイクが拾うなどあり、もう少し工夫が必要です。
※本堂空間でスピーカーの設置を考えていました。2社共に仮置き型のスピーカーを推薦されました。天井などの吊り下げ式などは店舗より高さがあったり、文化財価値を考えてのことだそうです。