山号の額装

山号 お寺には、山号(さんごう)があります。妙華寺の山号は、「寂陽山」(じゃくようざん)と本山からいただいています。この度、ご法主殿のご染筆の山号が額装として出来上がってきました。山号は、本堂入り口内部の上部に掲げてありますので普段目にしていただく機会も少ないと思い、しばらくの間本堂向かって左の余間に敬置させていただきます。本堂にお詣りの時にゆっくり見て下さい。
これまで本堂に掲げてありました山号は、東久世通禧(ひがしくぜ みちとみ)(1833-1912)が書かれたものでした。何時かは特定できませんが、「当山に御来遊中に筆」と歌と画賛の二本の掛け軸もありその時に「山号」も書かれたのだと思います。
※当分の間これまでの「山号」は本堂入り口内部の上部に掲げてあります。

※山号 寺名に冠せられる山の称号。中国では寺院が山間部に建立されたので、その所在を示すため用いられた。日本では平安時代後期から平地に建てられた寺院にも山号を付けるようになった。