寺報のこれまで

寺報のこれまで
昨年(平成28年12月発行)の妙華寺の「寺報」が35号であります。これまでの「寺報」を捜していました。「寺報」1号が見つからず2号から綴りましたが、「寺報」2号は昭和51年7月1日発行とあります。前々住職の時代です。B5用紙一枚で裏表を使用しています。内容を見てみますとこれからの行事の予定とこの年の前半の行事の報告です。春の彼岸会・春の千部会は3日間お勤めをされています。ご聴聞されるお同行の皆様が少なく布教使様に申し訳ないとの前々住職の気持ちも綴られていますが、お正月の修正会には50名ほどお越しいただいたことや、花祭りに赤ちゃんの生誕祝賀会を開催して15名の赤ちゃんが参加されたことや、今は行事がありませんが婦人会報恩講には70名の参加があり会員300名ほどにお供えを渡したことなどが報告されていることを見ると、今の行事にお越し頂いているお同行様がとても大切な存在でありますことや、これからのお寺の行事に、それぞれの皆様が友達をお一人お連れいただくようお願いしたいと思いました。これらのことから「寺報」1号は昭和51年の早い時期に発行されたように思います。「寺報」3号は昭和52年2月25日発行です。「寺報」4号が見つからず、「寺報」5号は昭和58年1月1日発行です。前住職の時代で、その年の行事予定が書かれています。3月28日29日に一光三尊仏御開扉をお迎えすることも記載されています。彼岸会・千部会・報恩講は2日間の行事になっています。「寺報」6号は、昭和61年1月1日の発行で前号から3年後になります。「寺報」7号は昭和62年12月発行となりB5用紙4ページの形になり内容は現行のものと同様でこの号から今の形が続いています。住職の巻頭言、行事の予定・お知らせ、お礼や報告、お世話方様や婦人会幹部の皆様の名簿となります。「寺報」8号は平成元年12月発行ですので前の号から2年後に発行しています。「寺報」9号から毎年発行され今にいたります。平成12年の行事から彼岸会・千部会・報恩講が1日になり今の行事の形になりました。平成19年12月発行の「寺報」26号より私(住職)が編集することになりB5サイズからA4サイズに紙面を大きくなり、白黒ですが写真も掲載しました。
この記事もお寺のHPでの紹介ですが、昨年HP開設1年の記念としてお同行の皆様に改めてお寺のHPをお知らせをいたしました。その後ご年配の方からパソコンなどの機器もない生活ですので(HPの)お知らせは無用ですと複数の方からお申し出がありました。申し訳ないお知らせをしたと反省しています。どなたも見ることができる「寺報」もお寺の行事や情報を伝える大切なものですのでこれからもっと良いものにしたいと考えています。ご提案やご意見がございましたら住職まで是非ご連絡ください。

9月は、秋のお彼岸の準備から始まります。私(住職)が小さかった頃は「暑さ寒さも彼岸まで」と言葉とおりの季節感でしたが最近は秋の彼岸法会で扇風機が必要なこともあります。今年は本堂に空調設備を導入しましたので7月8月のお勤め時、暑さも少ししのげた感じです。