寺報に見る住職の10年の歩み 平成26年

寺報に見る住職の10年の歩み 平成26年
【寺報33号平成26,年12月発行】
『44年ぶりの得度
 住職は、昭和45年9月に得度をいたしました。その年の夏休みは、祖父と毎日「阿弥陀経」を拝読したのを覚えています。
二学期がはじまり、敬老の日(15日)に本山御影堂で得度をしましたが、その時のことはあまり覚えていません。あれから44年後の7月に、娘が得度をいたしました。私は祖父のように娘に「阿弥陀経」を教えることはできませんでしたが、娘は毎日拝読していたようです。8月の初盆参りで、初めて本堂でお勤めをいたしました。これからはお同行の皆様方のお育てをいただきますことを念願いたします。           住職』
 この年(平成26年)の4月から娘は龍谷大学を卒業してから勤めていた京都の児童館を退職し、中央仏教学院という本願寺派の専門学校で学ぶことになり、7月に高田本山にて得度をいたしました。私(住職)は娘が得度をするとは考えてもなく驚きながら準備をするだけで何も教えることはできせんでした。得度の当日も既に決まっていました法務を終えてから本山に駆けつけた次第です。その後、娘は龍谷大学大学院の実践真宗学研究科で学んでいます。果たして得度をしてお寺の法務を果たすことができるかまだまだわかりませんが見守ることしかできません。昨年の6月のお寺のHPにも本人の思いを掲載してありますのでご興味のある方は改めてご覧ください。
この年(平成26年)の4月に17年に一度の一光三尊仏の御開扉が高田本山で始まりました。5月に妙華寺で7度目の御開扉をお同行の皆様と共にお勤めすることができたことも忘れられない1つになりました。
毎年6月には、県の宗教法人の担当課へ1年間の報告を郵送しています。
また6月に入りますと、境内の雑草(申し訳ないことですが勝手に名付けています)の成長が早くなり10月頃まで草取りが大変です。
そして、衣替えの時でもあります。最近は5月の中旬頃から暑さを感じる日もあります。そのような時、夏もの衣でお勤めをしたいと思いながらも暦通り6月に入ってから夏ものでお勤めをしています。衣と座布団や私服など一度に替えるのに年齢と共に大変に感じるようになってきました。
※寺報に見る住職の10年の歩みは、毎月10日に掲載いたします。
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