国友一貫斎展

国友一貫斎展
滋賀県では名が知られている、「国友一貫斎」の展覧会が長浜市長浜城歴史博物館で開催されています。

以前も紹介しましたが、妙華寺の本堂の屋根から、久居藩の国友貢が鳥のように空を飛ぶ試みをした伝承が『藤陰記』にあり、国友一貫斎の文書資料から日本最古の「飛行機図」が見つかり、国友つながりで、「飛行機の失敗」を展覧会のコラムとして紹介していただいています。

展覧会では、学芸員の方から展示物の紹介をいただき、深い学びをいただく時間でした。
国友一貫斎は、家業の鍛冶鉄砲を製造し、その技術力をいかし、豊かな発想力で多くの発明品や改良品が紹介されています。それによって多くの人々と交流を深めていました。彼が改良した反射式望遠鏡は今の時代でも使えるようです。その望遠鏡から見た宇宙を1年以上かけて記録してある資料は貴重であると感じました。

 

琵琶湖の北西部の長浜市は、長浜盆梅も有名です。寒い時期ではありますが、ご興味のある方にお勧めします。