卒業式 +(プラス)

卒業式+
3月8日に、親族や友人がいるわけでもないのに東京神谷町の光明寺での卒業式に駆けつけました。私自身の卒業式は2年前でしたが所用で参加できなかったこともあるのかもわかりません。第4期の未来の住職塾の卒業式は、80名以上の参加者でご本堂は満堂でした。僧侶・寺族、また社会人として活躍されている方々の卒業式ですので高校や大学の卒業式と違いますが、一つの課程を修了し評価されたことはこれからのお寺の方向性やご自身の立場の覚悟も備わったことで自信にもなることと思います。私自身も刺激をいただきながら、また歩みを進めたい気持ちになりました。
2日目 のサンガ(卒業生)の集いは、東京ジャーミィ・トルコ文化センターに伺い、イスラム教のモスクと礼拝の見学でした。こちらも興味深い行事でありましたが欠席をして帰ってきました。ですので本来の+(プラス)については述べることができませんが、1日目の午前に築地本願寺にお詣りに行きました。築地本願寺には6年前に一度お詣りに行きましたがその時は、本願寺のお寺のご住職の葬儀式でご本堂にお詣りすることができませんでした。今回はご本堂に入りゆっくりお詣りをしました。明治時代のコンクリート建築ですが
今見てもモダンな感じがします。京都の龍谷大学の大宮校舎も同様に感じます。他、三重県の桑名市の諸戸邸も同時代のものだったと思います。使われながら残っている建造物はやはり大切にしていきたいと思いました。

【訂正】築地本願寺の建物は昭和6年に建てられたインド様式の建物です。龍谷大学の大宮校舎は明治12年に建てられました。また、桑名市の旧諸戸邸は大正2年に建てられいました。住職は明治時代の建物と認識していましたが、それぞれ建てられた時代は違っていました。ご指摘ありがとうございました。

平成28年3月9日

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