介護保険制度と成年後見制度

 

介護保険制度と成年後見制度
私(住職)は今年の3月で65歳になりました。3月に入ると「介護被保険者証」が送られてきました。父や母も晩年介護サービスを使用していしましたので見慣れた「保険証」ですが、実際自分自身の「介護被保険者証」が届くまで、「介護保険」について詳しく知ろうとしていませんでした。そして、成年後見制度は、もしも自分自身が判断力を失った時、生活をしっかり支える制度で、介護保険制度と同時に成立した制度だと言うことを知りました。
「介護保険制度」で自立した安心な生活を支援(サービス)しつつ、判断力を失った後もその方の生活支援の中で、資金管理をきちんと守る「成年後見制度」がそろって、私たちの終活も安心なものになるのでしょう。もちろん制度に行き届かない点もあるのだと思いますが、しっかり自分で理解をしておきたいと思います。
これまで、お寺で「終活」について、行政書士様や終活カウンセラー様などと共に行事を何度か開催してきました。「成年後見制度」についても本来関わっていらっしゃる方にお話をお聞きしたいと思っていますが、現在コロナ禍の中では、行事として開催が難しいので、「市民後見センターSTEP」さんが作成したわかりやすいパンフレットを用意しました。(定価200円) 成年後見制度についてご興味のある方は、お寺にお申し出ください。数に限りがあります。


【これまでのお寺で開催した終活行事】
・エンディングノートについて
・「死の体験旅行」のワークショップ
・相続について
・死後事務委任について
・介護保険について
・健康体操