井戸山の報恩講

井戸山の報恩講
4日の井戸山地区の報恩講は、以前は小雪が散る日もありましたが、最近はおおむね穏やかな日にお勤めをさせていただいています。朝8時半頃から伺います。お正月気分が続いているように思われますが、役所や企業では仕事始めの日であります。その日に報恩講として、お仏壇の前でお勤めをさせていただくことはとてもうれしく思います。 お勤めは、重誓偈・正信偈・五首和讃(愚禿悲歎述懐より)・短念仏・廻向文です。冬休みですので小さな子どもさんがいらっしゃるお家もあり、お祖父さん・お祖母さん、お父さん・お母さんと一緒に正座をして大きな声をだしてお念仏申すお姿は有難いと感じています。中には小さかった子どもさんが大きくなられ、これまでのお父さんやお母さんの役割をされるお姿に暖かさを感じます。これからもより多くのご家族が、共にお念仏申す生活ができることを願ってしまいます。
 仏壇の上の長押に、高田本山の堯猷上人の書かれた梵語(サンスクリット語)の「ラトナ・トラヤム」(三宝)や「サンサーラ・サーガラー」(生死大海)の額装が掲げてあるお宅もあり、いつも拝見しているにもかかわらず、新しい発見があります。
Processed with MOLDIV

Processed with MOLDIV