久居350年

久居350年
寛文9年(1669)9月に藤堂高通公に5万石の分封の命がくだり、寛文10年正月に野辺野(のべの)に築城が決定し、寛文11年7月に藩主として入場し、「野辺野」を永久鎮居の地「久居(ひさい)」と称することになりました。
令和元年(2019)から久居(藩)の350年の記念行事が3年間続いていました。

記念行事はコロナ下の時期でしたが、講演会や地域のボランティア活動の紹介がありました。また、久居駅ロータリーの待合に久居藩の頃の地図が描かれたりもしています。

妙華寺関係としては、伝承ですが、妙華寺の本堂の屋根から飛び立とうとした国友の「飛行機の失敗」の掲示板が、「津観光ガイドネット」さんから設置依頼されています。
※久居駅ロータリーの待合の地図にも描かれています。

妙華寺は延宝8年(1680)にこの地に寺領をいただき、越前国中川の西光寺自信が久居に赴き天和元年(1681)に草庵を結んだとあります。(「当山建立記」)
高田本山(専修寺)からは、「寂陽山 法苑院 妙華寺」の三号をいただき、「慈覚大師真作阿弥陀如来(本尊)」と三具足を寄付されたと伝えられています。

延宝8年(1680) 寺領が決まる

天和元年(1681) 草庵

宝永2年(1705) 高田本山(専修寺)認置される

妙華寺300年の行事を昭和54年(1979)に厳修しています。