コロナ禍での不安

コロナ禍で不安をお持ちの方へ
昨年2月頃から世界中で新型コロナウィルス感染症で不安を抱いている方は、私(住職)を含めてたくさんいらっしゃると思います。
その不安は、生活全般に関わっていますので、専門的なことは多岐にわたっています。
これまで、お寺にお寄せいただく不安をまとめてみました。重複したり、見落としていることもあるかもわかりませんが、お許し下さい。

コロナ禍で法要に人が集まってもよろしいでしょうか【集まることへの不安】
お寺の本堂の大間(だいま・皆様に座っていただく場所)は、56畳あります。
コロナ前は一畳に2席のイスを用意していしたが、昨年(2020)4月から 二畳に1席、5月から四畳に1席としました。9月に仕切り板を用意してこれまでと同様の一畳に2席の形です。イスは最大36席用意しています。

コロナ禍での法要に県外の方は遠慮させていただきます。(家族だけでおこないます)【移動にともなう不安】
昨年や今年の緊急事態宣言・まん延防止特別措置の時期を含めてコロナ禍では、県内の ご親戚やご家族だけでお勤めされる場合が多いです。また、県外の方もご家族単位で車で直接お寺にこられる場合もあります。マスクの着用や指手の消毒や検温をお願いしています。また、体調が悪い場合はご無理されないようにお願いしています。同時に健康でありましても「集まる」ことに不安がある場合はご無理されないで結構です。

本堂での法要はどのような対策をされていますか【お勤めへの不安】
マスクの着用や指手の消毒や検温をお願いしています。また、体調が悪い場合はご無理されないようにお願いしています。同時に健康でありましても「集まる」ことに不安がある場合はご無理されないで結構です。
住職も、昨年3月から毎日2回検温をしています。マスクをしてお勤めをしています。
木造の本堂は換気に十分配慮しています。

お盆のお勤め遠慮いたします。【自宅での不安】
他者が自宅へ入ることに不安がある場合は、お申し出ください。お盆期間前後にお墓でお勤めをさせていただくこともできます。
法要を遠慮いたします。【集まることへの不安】
不安がある場合はお申し出ください。お寺の住職が本堂でお勤めさせていただくこともできます。
コロナ禍で、納骨にお寺に伺うのが難しいのですが、先になってもだいじょうぶですか【移動や集まることへの不安】
お寺への移動に不安がある場合はお申し出ください。納骨の時期に決まりがありせんので、心が落ち着いた頃で結構です。

全てのことですが、お寺の住職は、法要や葬儀などお勤めされる方々と直接お話させていただき不明なことがないように務めていきます。

新型コロナウィルス感染症のことだけではありませんが、私たちが何気なく発する言葉や行動が相手の方に「差別」や「偏見」を感じさせることがあります。自分の思い込みが正しい知識や情報に基づいているのか省みながら、他者への感謝や思いやりを不安な毎日であるときこそ大切にしていきたいと思います。