お寺の掲示板

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「都合の悪いこと」もありがたく受け取る

『大往生できる人 できない人』潔く、とらわれず、おまかせして生きる 田畑正久著 から
著書では、与えられた体や能力で、自分に「好意的なこと」は当たり前に受け取って、お礼言わずに我が物にする。「都合の悪いこと」は受け取らないで文句を言う。
現代人の発想は理知的ですが、表面的な価値判断に小賢しくとらわれて、物事の背後にある意味や心を受け取ることが難しくなっているようです。

※損得を勘定する生き方では「都合の悪いこと」は受け取りたくないでしょう。
過去にあった嫌だったことや受け入れたくないことも、今になって振り返って見ると  それがあっての今の私があるのだと思いますが、ご都合主義の私には認めたくないことかもわかりません。