お寺の変化

お寺の社会貢献
おてらおやつクラブ
妙華寺は2015(平成27)年2月から毎月、当初は一人親家族様、現在は支援団体様へおすそ分けさせていただいています。そのご縁で、支援団体様に報恩講のお非時(ひじ)のご奉仕などしていただいています。

「おてらおやつクラブ」とは
おてらおやつクラブは、子どもの貧困問題を解決する、 おそなえ・おさがり・おすそわけの活動です。日本国内において子どもの7人に1人が貧困状態にあります。(厚生労働省 2019年国民生活基礎調査より)
「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。
活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。全国のお寺と支援団体、そして檀信徒および地域住民が協力し、慈悲の実践活動を通じて貧困問題の解決を目指し、地域での見守りを作っていきます。
1,673寺院  541団体  子ども21,000人*2021年09月現在の賛同寺院数、登録団体数、月間子ども支援数(のべ人数)

「おてらおやつクラブ」にとって、いちばん大切なものは何か?改めて実感していることがあります。今も昔も変わることなく、お寺が担ってきた役割です。人々が仏さまへの「おそなえ」をこれからもしてくれる場所であり続けるよう、お寺という場所を守っていくということ。昔からお寺という場所で行われてきた仏の慈悲の実践活動、仏さまへの信仰の心を相続していくことが、「おてらおやつクラブ」にとって大切なものであり、それが貧困問題解決のための一助となると信じています。特定非営利活動法人おてらおやつクラブ代表理事 松島靖朗 (まつしませいろう)」
((https://otera-oyatsu.club/about/ 参照 2021年8月21日))

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これまでも、妙華寺では地域の皆様や他市町の方々から「おてらおやつクラブ」へのおすそ分けをお送りいただいたりしています。多くの方々の暖かい気持ちと一緒にお供えをおすそ分けさせていただいています。