「LIFE WALK(ライフウォーク)」いのちを想う宗教者の行進

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「LIFE WALK(ライフウォーク)」いのちを想う宗教者の行進
先日もHPで案内をいたしました。「京都いのちの日」に開催されます、宗教者プロジェクト実行委員会主催の「LIFE WALK(ライフウォーク)」いのちを想う宗教者の行進です。
LIFE WALKとは、3月1日(昨年制定されました京都府の)「京都いのちの日」に合わせ、宗教者も府民の一員として、自死・自殺の問題に対して積極的に関心をもち、苦悩を抱える方に寄り添う気持ちを育むことを目的とした、いのちを想う宗教者の行進です。宗教・宗派を超えた宗教者が、それぞれの信仰に基づく服装(衣体や祭服)を着用し、メッセージを掲げながら、真宗佛光寺派本山佛光寺から浄土宗総本山知恩院までの約3Kmをねり歩きます。
スケジュールとしては、3月1日14時45分 真宗佛光寺派本山佛光寺に集合
15時から開会・あいさつ・トークセッション・フォトアクション
16時から行進出発 16時50分行進到着・閉式(浄土宗総本山知恩院 和順会館大広間)
17時解散 ※解散後、懇親会を予定(希望者のみ)
参加表明・お問合せは、「京都いのちの日」宗教者プロジェクト実行委員会へ
【MAIL】lifewalk.kyotoinochinohi@gmail.com
※いのちの日
京都府では、国、市町村及び府民等が一体となって自殺対策を推進して、悩み苦しんでいる方々が孤立することを防ぎ、全ての府民が地域社会の一員として共に生き、共に支え合う社会を実現することを目的として、都道府県で初めて「京都府自殺対策に関する条例」(平成27年京都府条例第20号)を制定されました。
京都府では、毎年3月1日を「京都いのちの日」と定め、自らの命を見つめ直すとともに、家族や友人など周りの人にも思いをはせ、 共に生きることの意味や絆の大切さについて周知されます。
※行政が進んで、「自殺(自死)対策」に取り組まれることが、全国に広がる先駆けになることを願っています。
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 京都自死・自殺相談センターのこと
ご縁をいただき、2010年10月1日発行の京都自死・自殺相談センターの会報「BE」4号が手元に届き、その後2011年4月にNPO法人となり会報の名称が「Sottto」となり毎月会報を届けて頂いています。今月号は、Sotto語りあう会の新しいパンフレットができあがったそうです。
以前にも記載しましたが、私のお寺のお同行様にも自死をされた方々がいらっしゃいます。枕勤めに伺う時に迎えの車の中で聞かされる場合があります。どのような言葉をおかけして良いかわからず、「そうでしたか」とつぶやくことしかできません。ご家族にお会いしても「お悲しいことでございました」と言うだけで言葉はつながりません。できることは限られているにしても少しでも何かできることがあればと思い続けています。私の中でできることは、黙ってお聞きして寄り添うことであるように思い今に至ります。それでもお聞きできているのか? 寄り添っているのか? いつも「?」がついています。
以前に比べ、自死・自殺について真摯に語られる場が増えたように感じられますが、実際に自死や自殺についてお話しができる場は中々見つけることが難しいと感じています。それを継続的に行うことの難しさと大切さは十分理解できます。私(住職)にできることは限られてはいますが、毎月「Sotto」の会報が送られてきて、活動の報告などを読ませて頂くとことは私を優しく刺激してくれます。
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「広報津2月16日号」から
津市の「広報津」は、月2回発行されています。2月16日号には、3月が自殺対策強化月間ですので「広報津」の折り込みで啓発活動されています。
※厚生労働省のHPには、自殺対策強化月間とは
最近の自殺をめぐる厳しい情勢を踏まえ、様々な悩みや問題を抱えた人々に届く「当事者本位」の施策の展開ができるよう、政府全体の意識を改革し、一丸となって自殺対策の緊急的な強化を図るため、自殺総合対策会議において、「いのちを守る自殺対策緊急プラン」を決定し、例年、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定めました。
自殺対策強化月間では、地方公共団体、関係団体等とも連携して、重点的に広報啓発活動を展開するとともに、関係施策を強力に推進するため、経済団体、労働団体、関係する職能団体、当事者等の団体及び支援団体、関係する学会、直接自殺対策に関係する活動を行っている団体以外の、広い意味での自殺対策に資する活動を展開している団体及び自殺対策に関する普及啓発事業等に協力することのできる全国組織・体制を有する団体等、できる限り幅広い団体からの協賛を得て、当事者が支援を求めやすい環境を作るための「生きる支援」として展開することとしています。