「親鸞と高田本山」展

三重県総合博物館
「親鸞と高田本山」展のオープニングセレモニーに参加させていただくことができました。三重県総合博物館での高田本山の展覧会は8年前の開館1周年の時以来です。当時は、17年に1度の一光三尊仏御開扉の時で、高田派寺院が所蔵する一光三尊仏の紹介もありました。今回は、親鸞聖人御誕生850年の記念での高田本山・高田派寺院が所蔵する親鸞聖人に関する法宝物の紹介が中心で1度に拝見することができることに圧倒されます。
絵巻形式の親鸞聖人伝絵が一巻全部広げた状態で拝見できることは、中々ありません。
1巻・5巻は、京都国立博物館で拝見できます。2巻から4巻は三重県総合博物館で拝見できますので楽しみです。「西方指南抄」も全6巻・自筆の御消息(手紙)全7通を拝見できることも特別なことだと思います。高田派寺院の聖徳太子に関する紹介もあり充実した内容でした。近くの博物館ですので、これからも何度か行く予定です。

三重県総合博物館での「親鸞と高田本山」展・京都国立博物館の「親鸞」展・龍谷ミュージアムの「真宗と聖徳太子」展が同時期に開催される機会は、そうそう無いことと思います。ご関心・ご興味のある方は是非足をお運びください。