「夢想家か先駆者か空を夢見た男たち」

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『kalas』29号が発売されます。津市在住の編集者が、2006年の12月から年3回(4月8月12月)発行されています小冊子です。「kalas」=「からす」と聞くと津市には香良洲(からす)町と言う地区がありますので、「からす」からの情報誌かなと思ったりしていましたが、鳥の「カラス」で鳥のように自由に羽ばたきながら俯瞰する意味合いがあると聞きました。取扱店は、津市以外のお店でもあるようです。
(詳細はHP http://www.kalasbook.com をご覧ください)
この『kalas』29号に津市役所の文化課の中村光司さんの「夢想家か先駆者か空を夢見た男たち」という一文が掲載されています。世界中で空を飛ぶことに憧れた人びとの中の一人として、江戸時代の久居藩の国友さんの話を紹介されています。これは、久居の郷土資料の『藤影記』にある「飛行機の失敗」と言う話ですが、国友さんが飛ぼうとした場所が、妙華寺の本堂の屋根からでした。空を飛ぶことにあこがれて高い場所から見る景色はきつと引きつけるものがあるのでしょうね。とっても楽しく拝読いたしました。
※「飛行機の失敗」のお話しは、このブログの「2月の日曜学校(2016-02-09)」にも掲載してありますのでこちらもご覧ください。

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私(住職)は平成12年から平成18年まで高田本山の御影堂の平成大修理事務局に勤めていました。御影堂の屋根の瓦葺きが終わって仮設の素屋根が撤去される時に、現場管理者と共に素屋根の先端(一番高い場所)に上る機会をいただきました。高い所から見る本山の境内や周辺の一身田町の町並みはいつもと違うこれまで見たことが無い景色で貴重な体験でした。

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