生活の中の仏教のことば

我慢(がまん)
じっとこらえて、辛抱(しんぼう)することを「我慢強い(がまんづよい)」などといって、人間の修養(しゅうよう)には大切な心構えのようにいわれています。
しかし、もとは仏教語で「自慢」の意味で使われています。自分の才能をたのんで、他人に押しつけたり、我執(がしゅう)によって自分をおごることです。
この心は、ほとけの教えに逆らうので「念仏を信ずることかたし」といましめられています。

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