秋彼岸会 お勤めしました

昨年に比べて暑くもなく風もある中、秋彼岸会をお勤めすることができました。
3月の春彼岸会を終えてから、新型コロナウィルス感染症の感染防止の対応をしての初めてのお寺の行事でした。今回は、衆徒の娘のチームにサポートしていただき、YouTubeを使って同時配信することにチャレンジしました。私(住職)は、いつもと同じようにお勤めをするだけですが、余間には三脚にカメラが設置されたり、パソコンが置かれたり、布教使の演台横に照明を置いたり、ご参詣いただいている皆様には少しお見苦しい点があったかもわかりませんが暖かく見守っていただきました。多くの方がYouTubeから発信されていますので、詳しい方でしたら直ぐ動画配信がきるかと思いがちですが、実際配信するとなると、カメラの充電池の量(時間)であったり、突発事項などがあり、スムーズに配信するのは大変難しいそうです。これからも工夫をしながら配信できればと考えています。


動画配信は、本来ご参詣いただくことが一番その場の雰囲気を感じられますので有難いのですが、ご事情でお寺にお越しできない方々には、画面越しではありますが、一緒に参加していただく機会にはなります。
ご法話は、真楽寺の鷲山了悟師で、親鸞聖人85歳のお手紙から、「老い」について樹木希林さんの言葉を通してのお話と「コロナ禍」での出来事から、志村さんやの言葉から、「四苦」についての見方やアミダさんの「救い」をお話いただき、今を生きることの大切さを改めて感じました。※中川個人の感想です。

ご法話の後、第2回になります「終活カフェ」で行政書士法人の中村事務所さまのご協力で、「遺言・後見・死後事務」についてお話をいただきました。終了後も個別にお話の時間をとっていただき熱心にお尋ねされる方もいらっしゃり、こちらも個々の今の現状を真剣に考えられているお姿を拝見したように思いました。
次回の「終活カフェ」は、秋千部会のご法話の後開催させていただきます。