婦人会総会と「お寺の講演会」

毎年5月18日はお寺の親友婦人会の追弔会と総会をしています。
今年は、朝方雨が降り、強風で、準備の時は慌てました。午後からは雨は止んでいましたが、風が強い日でした。昨年の総会から1年間にご往生されました婦人会会員様は8名いらっしゃいました。これまでの婦人会活動にご理解ご協力いただいたことを思いながらご焼香をさせていただきました。


総会の後、お同行様以外にもお寺に足を運んでいただける行事としてここ3年続いて「お寺の講演会」を開催させていただいています。
ご講師の「なごみ庵」の浦上哲也師には、5年前の婦人会総会日に「死の体験旅行」と言うワークショップでお越しいただいていましたのでご存知の方も何人かいました。
今回は、『「適当」に生きるススメ』と題してお話をいただきました。
浦上さんの声はとても落ち着いていて一言一言が心に届いてきます。私(住職)なんかは、話す内容が多いとつい早口になってお聞きになっている方には聞きづらいと反省するばかりです。 限られた時間の中で、親鸞聖人のお言葉から、私たちの生き方を振り返る中で「適当」と言う言葉を改めて感じていました。
 講演の後は、ご講師と衆徒の対談の時間をとり、聴講された方から質問もいただき話が尽きませんでした。


翌日にはお寺のHPから、講演と対談で、「僧侶がいて、その後ろに阿弥陀様がおられる」という内容に、心が救われる思いがしましたと感想をいただき、ご講師のお話がお届けできたことをとてもうれしく感じています。

来年は、医師で龍谷大学大学院教授を今年3月退官されました田端正久氏にお越しいただく予定です。ご講演だけでなくこれまでと少し違った構成を考えています。ご期待下さい。