【報告】8月のお盆

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【報告】8月のお盆
妙華寺では地区を分けて7月と8月にお盆勤めをしています。
8月のお盆は、例年暑い中のお盆のお勤めですが、今年は、12日から15日雨が降り、それほど気温もあがらない4日間でしたが、車での移動でした。雨が降らない時は、自転車での移動は軒先に置くだけですので楽ですが、車になりますと駐車スペースを考えなければならず、また、雨合羽の脱着作業が加わり少し難儀です。

今年は、三重県の感染者も過去最高を更新しており、近隣のお寺さんもお盆勤めを中止されたお寺もあり、果たして行ってよいのか考えたこともありますが、昨年同様、不安な方からは連絡をいただいき、お墓でお盆勤めをさせていただいたりしました。
また、お待ちいただく方もいらっしゃり、年一度の訪問でお話をお聞かせいただくことができ有難い時間でした。また、例年遠方の方々もお墓参りにお越しになられたり、お墓でのお盆勤めのご依頼もあり、お墓が賑やかな時期でもあります。

7月のお盆の時もそうでしたが、今年一番の話題は、ワクチン接種のことでした。多くの高齢者の方が2回の接種が終わられていますが、64歳以下の年齢の方々は受付がはじまっていますが9月・10月の予定とも聞き、希望者全員にはまだまだ時間がかかるのかと思いました。また、接種をしない(できない)選択もありますがその方々を差別することのないような社会であってほしいと願っています。


お仏壇を守られている方は、年配者が多く、お一人の方も多く、毎日の生活での不安をお聞かせいただくこともありました。介護の疲れであったり、終活についての不安も耳にします。また「集う」ことができない為、子ども家族などと会う機会が減り、寂しい気持ちを抱かれている方も多くいらっしゃいました。

毎年でありますが、お仏壇を何代にも渡りその家で大切にされてきたことに頭が下がりますし、一緒にお勤めできましたことに感謝申し上げます。

※住職も65歳以上の高齢者枠で6月中に2回接種が完了していましたので、自分の中で少し安心したお盆でした。

※全国的にお盆の期間から今も豪雨で大きな災害に見舞われました地域の皆様にお見舞い申し上げます。 この災害でお亡くなりになられました方々にお悔やみ・追悼いたします。