【報告】報恩講お勤めしました

【報告】報恩講
今年の報恩講も無事お勤めすることができました。
新型コロナウィルス感染症の感染防止を考えて、今年も、同じ組内のご住職方のご出仕(しゅっし)は控えさせていただき、衆徒(しゅと)と平素お手伝いをお願いしています慈相寺様にご奉仕いただき、親鸞聖人のご遺徳を讃嘆させていただきました。
お勤めの後、高田派布教使で正太寺の住職の大河戸悟道師にご法話をいただきました。法話の後、布教使様にはご無理をお願いして、「お坊さん教えて」と称して、聴聞していただきました皆様のお尋ねにお答えしていただく時間を取りました。
真宗では、「般若心経」をどうして読まないの? 仏教には多くの仏がいるのに何故阿弥陀仏を選ばれたのか?名号(南無阿弥陀仏)にいろいろな呼び名があるのは?「他力」とは?阿弥陀さんとお釈迦さんの関係は?お骨とお墓についてなど、法話の中でお聞かせいただくこともあったりしますが、改めてお尋ねに即答するのは布教使様には大変なことであったかもわかりませんが、お聞かせいただく私(住職)にはとてもありがたい時間でした。

また、報恩講の楽しみの1つであります「お非時(ひじ)」も、集まっての飲食が新型コロナウィルス感染症の拡大になりますといけませんので、食事をお通して関係性を育むこともできずに申し訳ございませんでしたが、今回はパック詰めでお渡しさせていただくことにしました。同時に開催させていただいています「子ども食堂」も同様にさせていただきました。ご奉仕していただいています津市母子父子寡婦福祉会久居支部の皆様には、いつもお世話になってありがとうございます。