【報告】初盆総回向

【報告】 初盆総回向
7月の初盆のお勤めが終わりました。妙華寺では初盆の最後のお勤めを初盆を迎えられましたご家族の皆様と一緒にお勤めしています。
今回も昨年と同様、新型コロナウィルス感染症の感染防止の為に、多くの方が「集う」ことのリスクを考えて同じ内容で、17時からと19時からの2部制にしました。

23日はご本尊の正面に「いのちの積み木」を飾ります。
「いのちの積み木」は、先祖を可視化する積み木のおもちゃです。私の「いのち」のつながりの中で考えさせられることもあります。そして、「感謝の心」を育むことが「生きる力」なることをお伝えできれば良いのですが限られた時間では難しいです。
※「いのちの積み木」のワークショップはコロナ禍では開催が難しいですが、オンラインで開催していますので、ご興味のある方は「いのちの積み木」のHPでご確認ください。

また、「高田派の平素のお給仕」をお話ししてご自宅のお仏壇の作法を改めてご確認していただいています。

今年は、傾聴僧の会が、亡くなられた方へご遺族様が自分の想いを「言語化」して、手向けることで、ご遺族様を援助できればと考えられた事業の「ことはな」を初盆の火入れの時に、ご遺族にお渡しさせていただきました。
23日の総回向までにお供えされました「ことはな」は、24日にお焚き上げさせていただきます。

また、いつも初盆の方の法名を余間に安置しています。その余間には、「南無不可思議光如来」の九字名号と「帰命無量盡十方無碍光如来」の十字名号が掛けられてあります。
共に「南無阿弥陀仏」の名号の別号でありますので、「倶会一処」のお浄土に、一緒にいらつしゃるお姿と見ることもできこちらも、可視化の一方法であるようにも感じています。