お同行様から

お同行様から
横浜にいらっしゃいますお同行様からお便りがありました。昨年出版されましたご著書の紹介が掲載されました新聞記事をお送り頂きました。ご著書は昨年お贈りいただいて拝読をいたしましたが、音楽について知識が無い私(住職)に作者が伝える音楽を通して語りたかったことを十分読み切れたかと思うと恥ずかしい限りです。題名にもなってます「笛」の音を通しての物語が外国の町並みを舞台にしたスケールの大きな小説と感じていました。
 お送りいただきました新聞に掲載されていました、ご著書の紹介文を記載します。
『惑いの笛 Sous le ciel de Basque』 阿津見 馨著  小学館スクウェア
舞台は、ラヴェル誕生の地である南フランスの港町。日本人Kを惹き付けたのは、憂いのある一人の紳士。彼には秘められた過去があった。笛の音の魔力に取りつかれた男の人生の変転がミステリアスに描かれている。バリトン歌手・スぜーとの触れ合いほか、バスク地方の風情に触れた体験を綴り込みながら、情感に富んだ世界が展開されている。音楽評論家・家里和夫が記した初の小説。
 【平成28年11尽き23日 産経新聞】
%e2%98%85%e3%81%8a%e5%90%8c%e8%a1%8c%e5%ae%b6%e9%87%8c%e5%92%8c%e5%a4%ab%e2%91%a0fullsizerender
 作者の名前の「馨(けい)」は、お寺で使う「馨」からつけられたこと。「馨」の説明はご著書でもされていますが、これまで音楽に携わってこられた方が「馨」の音を大切にされていますこと大変うれしく思っています。
%e6%9c%ac%e5%a0%82%e3%80%80%e9%a6%a8img_2379
『惑いの笛 Sous le ciel de Basque』 阿津見 馨著  小学館スクウェアにつきましては、お寺のHPの2016-06-13のブログでもご紹介させていただいています。
妙華寺のお同行様の書かれた『惑わしの笛』(安津見磐著・小学館スクウェア)を昨年お贈りいただきました。(この時のブログの)本編に関係はありませんが、ペンネームに「磐」と名告られていて、音楽評論家でもあり、音を奏でるものに大変な思い入れがある方で、以前親御様の年回の時に、本堂の磐の写真を撮りたいとおっしゃられた時の写真が、「あとがき」の部分に掲載されています。
Processed with MOLDIV

Processed with MOLDIV