3月1日、今年四年目のLifeWalkに参加しました。これまで先約や急な法務で参加できませんでした。
最初にLifeWalk集合場所の天性寺様で、希死念慮者、自死遺族の方々に対人支援の活動をされている3名から取り組まれていることの現状を聞くトークセッションの時間がありました。対人支援の活動の中で支援者として希死念慮者、自死遺族の方々へのより添いには研修が必要なことも、そして対人支援者としてできること、できないことで生じる自分自身へのセルフケアも大切なことと思いました。※中川個人の感想です。
LifeWalkは三条寺町にある浄土宗の天性寺様から八坂神社の奥にある時宗の長楽寺様のコースです。河原町通りや四条通りの車道を歩くことはあまり経験ができないことでした。プラカードを掲げる僧侶達を歩道を歩く市民や観光客はどう見て感じているのだろう。そこを歩く僧侶達の思いは伝わっているのだろうか。いろんなことを感じながら最後は余り歩きなれない坂道に足が悲鳴をあげそうでした。 一緒に参加されましたお一人は行脚用の履き物で歩き慣れていらっしゃいました。私は初めての参加で寒さが心配でしたが、一年目は雪、次の年が雨、昨年はとても寒い日に比べて今年は天気も良く寒くもない歩きやすい一日だったようです。
妙華寺の衆徒の鳳瑞(ほうずい)は、5年前から(特定非営利活動法人)京都自死・自殺相談センターに関わって活動をしています。
LifeWalkで一緒に歩くことができました。
※京都府では、(平成28年から)毎年3月1日を「京都いのちの日」と定め、自らの命を見つめ直すとともに、家族や友人など周りの人にも思いをはせ、 共に生きることの意味や絆の大切さについて周知されます。
行政が進んで、「自殺(自死)対策」に取り組まれ、全国に「いのちの日」が広がる先駆けになることを願っています。
また、この趣旨に賛同した宗教者の活動の一つが「Life Walkいのちを想う宗教者の行進」です。