「阿弥陀さん七変化」
龍谷ミュージアムで開催されています「阿弥陀さん七変化」を拝観しました。
真宗の本尊の阿弥陀さんは立像です。西方極楽浄土に住する坐像の阿弥陀さんもありますよね。立像の阿弥陀さんも勢至菩薩と観世音菩薩を伴った三尊形式の阿弥陀さんもいらっしゃいます。今回、初めて知りましたが、宝冠姿の阿弥陀さん(坐像)もいらっしゃいました。
阿弥陀仏の姿から「名号」の姿に変わったこともあります。「南無阿弥陀仏」(6字)の他に、「帰命盡十方無量光如来」(10字)「南無不可思議光如来」(9字)の名号も親鸞聖人は使われました。五劫思惟の阿弥陀さんも私(住職)の思っているイメージとは違う姿もありました。日本的な山越えの阿弥陀さんも良く知られています。描かれた阿弥陀さんの姿は、よくよく見ると同じではありません。多くの姿や形を変えて私たちを「必ず救う」と願われている阿弥陀さんを身近に感じられました。
※中川個人の感想です。