道具の扱い
茶道以外の分野でも道具を大切に扱うことは重要です。
お寺にも大切にされているものが数多くのこされています。大きなものはそのままの状態で保管されますが、掛軸など、小物は桐箱に保管されることが多いと感じます。
箱の真田紐の結び方や掛軸の扱い方は、前住職や僧侶の先輩方から教えていただきますが、慣れていない場合は、保管状況が悪くなるので注意が必要です。
拙寺でも掛軸の管理を考える時、歴代住職によって扱い方が違いますので、大切な掛軸を傷めてしまうこともあったりして、修福不可能な場合もあり考えさせられます。
私は、茶道で道具の扱い方を学び、お寺の大切な道具(宝物)の保管にも役立っています。
掛軸の扱いも「軸荘」で基本を学びました。