花は野にあるように
お茶の稽古を月1度しています。これまで覚えていた点前や作法も何度稽古しても満足にできることはありません。いつも、注意をしていただきながら、以前習ったことを思い出したりしています。その中で、花入に花をいけることはとても難しいです。
花入れの花は幾度となく先生に手直ししていただいています。今回、初めて先生に花の生け方を褒められました。ただ、1点花入れの水はギリギリまで入れることを注意されました。「花は野にあるように」と言いますがまだまだ深い境地があるのだと感じました。
利休七則の1つ「花は野にあるように」があります。「花は自然に入れなさい」ということですが、「自然そのままに」再現するということではなく、一輪の花に、野にさく花の美しさと自然から与えられたいのちの尊さを盛りこもうとすることに真の意味があります。【裏千家HPより】