甘いもの
私(住職)は、小さかった頃から、「甘いもの」が好きです。当時は、冠婚葬祭の時にいただく「砂糖菓子」、日常では、お茶請けの饅頭、小遣いをもらっての駄菓子屋さんのお菓子。今より、質素なものでしたが貴重であったと思います。小学生になる頃にケーキを食べたのだろうか。誕生日くらいしか食べることはなかったと記憶しています。大学生や社会人になる頃に、今のように日常的に甘いものを食することができるようになったような気がします。ケーキ類も美味しいですが、和菓子の美味しさに気がついたのは、お茶の稽古を始めたこともあるようです。甘いもの原点は、果物からと聞いたことがありますが、秋になると「栗きんとん」がシンプルですが美味しいので好きです、若いころは、栗の産地の岐阜県の中津川や長野の小布施にもドライブ旅行をしたことが思い出します。地元の栗おこわ・栗粉餅・栗落雁他にも、栗は洋食のデザートでも美味しいですね。
お寺の報恩講は、12月です。他のお寺の住職様もお勤めいただくことで、お越しいただきます。その時、お出しするお菓子は、「ゆず饅頭」です。いつも楽しみにしています。