炭団のたとえ

炭団(たどん)のたとえ
「人間は、磨けばダイヤモンドになるとか、洗えば白くなると思いたいんや。でも凡夫っていうのは洗っても白くならん、磨いても芯の芯まで真っ黒なんや」「炭団の輝く方法が1つあるんや」「炭団を磨いてダイヤモンドにしようとしたり、洗って綺麗にしようとするのは方法が間違っとる。炭団の輝く方法は、仏法の火がつけばええんや」「真っ赤になって燃えるやろ。だから、炭団と言っても、情けない者という意味ではないんや」
※安田理深  「人間はなぜ争うことをやめられないのか」 一楽真著から抜粋

このたとえは、「自分自身に仏性があるか、ないか」を問われているように感じます。あなたはどう感じますか。
※中川個人の感想です。