懐石
茶事では、おいしいお茶(濃茶・薄茶)をいただくために、懐石(食事)を用意します。基本は、一汁三菜です。八寸でお酒をすすめることも。楽しい一時ですが、おいしいお茶をいただくための前提です。どんなにおいしい懐石でも、お茶をおいしくいただくことのためです。だから難しい。
茶懐石と言う言葉がありますが、お茶をたしなむ者からみると、料理屋の懐石と違うことを示しているのでしょうか。
家族や親しい友人と久しぶりにあうと、会食をすることもあります。その時、料理屋さんで会席・懐石料理をいただくこともあります。とてもおいしいです。最後に、デザート(水菓)と薄茶がでる時もあります。茶事の形からだと思いますが、正式の茶事の懐石ではありませんのでどうしても食事がおいしすぎて、薄茶は付け足しのように感じてしまうのは、料理屋さんの懐石だからでしょう。