こころない言葉
社会でも匿名で誹謗・中傷することが問題となっています。
匿名でなく面と向かっての非難の言葉も浴びることもあります。
私もこれまでの人生で、他者に誹謗・中傷してきたことも1つや2つではなかったと反省しながら、どうして、こころない言葉を発してしまうのでしょう。
仏教に「正語(しょうご)」と言う言葉があります。
「苦を滅する方法として」私が行う行為として、八正道(8の道)の1つです。
③正語(しょうご) 正しい言葉を使うということ。「正見」に基づき、正しく美しい言葉を使うことが大事。嘘、悪口、飾った言葉、事実と異なることなど口にしない。
頭の中でわかっているけど、社会生活をする中では難しいと感じるのは私(住職)だけでしょうか。仏教の教えや真宗の教えを知っているつもりですが、本当に学んだことがあったのでしょうか。学生でないから学ぶ必要がないなんては思いませんが、いくつになってからも学ぶことは大切だと感じます。
仏教のこと・浄土のこと・親鸞さんのことを聴いていく「場」が、お寺だと思います。