お寺の宝物

お寺の宝物 山号
お寺には、山号(さんごう)があります。妙華寺の山号は、「寂陽山」(じゃくようざん)と本山からいただいています。

現在本堂に掲げてある山号は、平成30年(2018)に高田本山ご法主殿にご染筆していただいたもので額装して本堂入り口内部の上部に掲げてあります。

これまで本堂に掲げてありました山号は、東久世通禧(ひがしくぜ みちとみ)(1833-1912)が書かれたものでした。何時かは特定できませんが、「当山に御来遊中に筆」と歌と画賛の二本の掛け軸があり、その頃に「山号」も書かれたのだと思います。
※現在庫裡の玄関に掲げてあります。

※山号 寺名に冠せられる山の称号。中国では寺院が山間部に建立されたので、その所在を示すため用いられた。日本では平安時代後期から平地に建てられた寺院にも山号を付けるようになった。