【案内】親鸞展
祖師親鸞聖人に関する大きな行事がある時、展覧会が開催され、新たな知見をいただくことがあります。令和5年は、親鸞聖人御誕生850年の法会が真宗教団の各本山であり、真宗教団連合の協力で「親鸞展」が京都国立博物館で開催されます。
前回の大きな「親鸞展」は、2011年の親鸞聖人750回御遠忌の時、京都市美術館で「親鸞展」が開催されていました。同時期に法然聖人800回御遠忌で京都国立博物館で「法然展」が開催されていました。10月には、東京国立博物館で「法然と親鸞展」が開催されていました。
今年は、京都国立博物館で3月25日から5月21日まで『親鸞 生涯と名宝』展が予定されています。今回の見所は、親鸞聖人の著書の『顕浄土真実教行証文類』の板東本・西本願寺本・高田本が一同に拝見できることです。また、名号や門弟との自筆の消息(手紙)12通も出展されるようです。
他にも、三重県総合博物館で4月22日から6月18日に「親鸞と高田本山 専修寺国宝からひろがる世界」展が予定されています。こちらは高田に伝わる法宝物を拝観できます。
高田本山の新宝物館で5月21日から6月18日に「知られざる専修寺の至宝」展も予定されています。
多くの法宝物に出合える機会はなかなかありませんのでとても楽しみにしています。