『悲しみをこえる人生』浅井成海師 法蔵館 伝道シリーズ7
少し前に出版されました伝道シリーズの1冊です。
愛しい人を送ることを通して、阿弥陀如来の「み教え」に出遇うことのありがたいことをやさしい言葉で伝えていただいています。
「最近、大事な方とのお別れを経験して、深い悲しみの中に沈みこんでおられる人もあると思います。救われているのだろうか、それとも迷いつづけ苦しみつづけているのではないかと、不安な毎日をすごしておられる方もおありのことでしょう。しかし、本当に別れの悲しみをのりこえていくためには、本願のみ教えに遇うほかに道はありません。親鸞聖人の導きにより、ただ阿弥陀如来のよび声を聞かせていただくよりほかにありません。遠まわりのようでもそれが近道になります。聞法いたしましょう。そうすることで、亡き人にお育てをうけ、導かれていることが知られます。お念仏のみ教えを聞かせていただきましょう。そしてすぐ結論を出すのではなく、聞きつづけましょう。必ず道は開かれます。いやすでに道は用意されているのです。そのことに気づかせていただきましょう」と最後の一文から、これからの人生を、しっかり歩む力をいただきました。
※中川個人の感想です。