今年も年の初めに、お念仏のみ教えに導かれて、お同行の皆様と一緒にお勤めさせていただくことができました。初めてお越しいただいた方もあり有難いことでした。
修正会には、必ず『繙御書』(ひもときのごしょ)を拝読いたします。
ひもとくとは、巻物をひもとくという意味です。一年の始めに拝聴する御書のことです。この御書は、本山第18世の圓遵(えんじゅん)上人がお書きになりました。一年の始めにあたって忘れてはならない仏法の要をわかりやすく説かれて、求道のこころを諭してくださっています。毎年拝読しながら、昨年1年を振り返りますと、過ぎ行く時間は早く、世務に明け暮れてしまうことばかりで反省ばかりです。
急でありますが、昨年秋に調査をしていました本堂の東楽(がく)の間の部分の屋根・内装工事をすることになりました。
1月5日から2月末の期間、本堂が使えませんので、妙華寺会館を本堂として使用します。
3月の彼岸会は、本堂にてお勤めさせていただく予定です。